「うん、もう大丈夫だから」

気遣ってくれる彼女に私は言った。

彼女はとても律儀だ。
今そんな報告迄いいのに。。

でも、彼女が配慮を怠る事など
一度たりとも無いことを私は知っている

彼女は役割にとても忠実なのだ。
その徹底ぶりは誰も真似できない。

初めのうち私は
確かに身も心も寒かった。

ただ、その時
考え方を変えたら良いのだと
既に気づいてはいた。



生まれたままの姿になり
足を踏み入れた私を待ち受けていた
その衝撃…そして抗えぬ落胆…


動揺する心を抑えつけ
黒く丸いゴムをソコに納め
自動スイッチを人差し指で押した




身体を清め
暖まりきらぬ底に座る



その時、彼女が私に
美しい声をかけてきたのだ
何の躊躇いもなく…





『あと5分でお風呂に入れます♪』


うん、も…入ってるから大丈夫。。

いつもありがとう。。








何故か深夜に
仕方なく半身浴したsulu なのでした(笑)

皆さま
おやすみん♪