宇宙の誕生と周期表の関係 ③ | メディカルアロマテラピー * Life

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ビックバンから38万年後にできた原子核

 

このときできたのは

水素やヘリウムなどの軽い元素だけでした

 

 

 

それらの元素が集まり

やがて恒星ができました

 

 

そして その恒星の中で

何が起きていたかというと・・・

 

「核融合」

 

核融合とは

2つの原子核がぶつかって結合し

新しい原子核ができることです

 

 

余談ですが

この核融合反応が起こるときに

とてもたくさんのエネルギーが出てきます

このエネルギーによって

太陽は輝いています♪

 

 

恒星の内部が高圧・高温になり

水素の原子核同士が結合して

ヘリウムの原子核ができます

 

このヘリウムの原子核ががさらに核融合して

もっと重い原子の原子核ができます

 

 

たとえば

陽子2個のヘリウムと

陽子6個の炭素の原子核が核融合で1つになり

陽子8個の酸素の原子核ができます

 

こうして炭素、窒素、酸素、鉄などの

元素がつくられていきました

 

 

宇宙で起きたビックバンと

恒星の中で起こる核融合

 

この2つを比べたら

明らかに規模が違うことはわかりますよね

 

水素とヘリウムが多く存在する理由は

ここにあります

 

 

 

参考までに~

 

さまざまな元素の中で

陽子26個の鉄の原子核が

陽子や中性子が強く結び付いていて

最も安定しています

 

恒星の中で起きる核融合は

最も安定な鉄ができたところで止まってしまいます

このため 鉄より重い元素が

恒星で作られることはありません