新年を迎えてから

あっという間に2週間過ぎました。



そして


妊婦生活も8ヶ月に入りました。




実は昨年最後の妊婦健診で

初体験しました。


何を初体験したかというと

ブドウ糖負荷試験というものです。


トレーランG(甘いサイダー)という

ブドウ糖50gを飲んで、

1時間後に採血をします。


1時間後の血糖値を測って

妊娠糖尿病を調べる検査ですが

毎回、尿検査では引っかかっておらず

大丈夫だと油断しすぎていました。



結果、

ヘモグロビンは基準値。

血糖値は150mg/dl。

羊水量問題なし。

この血糖値が140mg/dl以下でないと再検査だそうです。



この時、ドクターからは

早めに検査した方がいいから...

今日は23日だから

できたら年内に...

治療は早い方がいい...

ひどい場合はうちでは出産できない..,

出産時に帝王切開になる...

などなどネガティブな事を

そこまで言うか?

と思うくらい沢山言われ、

3日後の月曜日に再び

詳しく検査する事に。




あー私って妊娠糖尿病になったんだ。

この時は確定した感じに言われたので

こんな感じで、

現実を受け止めるしかなかった。



高齢だし仕方ないな....



とか内心思っていたんです。



高齢妊娠で何か起こるかも

と常に心の準備はしていたので、

覚悟はできていましたが


やっぱり

家に帰って色々調べてしまいましたよ。



軽ければ、

食事療法や運動で済むそう。

数値が悪ければ

妊婦は飲み薬を飲めない為

インスリン注射を打たないといけない。



妊娠すると赤ちゃんに栄養を送ってる関係で

ホルモンのバランスとか何かで

インスリンの働きが悪くなる。

これは異常ではなく普通の事で

血糖値を調整する事が

出来にくくなるらしい。

これまた個人差がある。

羊水が多かったり、

胎児が大きすぎるなど

色々起こるのも妊娠糖尿病と

関係しているんだとか。。。




ドクターからネガティブな事を

並べられた上にこんなん見たら

余計に凹んでしまった。



で、


再検査は3日後。

今更食事療法や運動しても

間に合わないし。。。



でも凹んでばかりはいられない。



色々調べ方を変えてみると

妊娠27週ごろに調べる

トレーランG50gを飲んで

1時間後の検査で

血糖値140mg/dl以下

というのはかなり厳し目の数値だと

いう事がわかった。

そしてひっかかっている人も少なくない。



じゃあどうやったら再検査の時に

少しでも血糖値を正常に出来るのか



まず甘いものは我慢した。

クリスマスだというのに

大好きなケーキも検査があるから

食べなかった。

ご飯もみんなと別メニュー。

基本、納豆やサラダ、豆腐を食べた。



ワンコとの散歩以外で他に何かできる事。


「かかと落とし」という運動が

血糖値を調整するのには

なかなか効果的らしい。


食後30分以内に20回3セットをした。

スクワットも無理のない程度に

20回ほど、毎食後、30分以内にした。



食後30分以内にする事で

血糖値が急激に上がるのを

防いでくれるらしい。



検査の前夜は夜9時以降

水以外は取ってはダメ。

当日は8:45に集合。



まずは空腹時の採血。

そしてトレーランG75gを飲む。

(甘いサイダー、私的には結構好きな味)

飲み終わってから

1時間後、2時間後に採血。


合計3回の採血、

毎回腕にブスっと針が刺される。

不妊治療中も採血が多かったから

慣れててもいいはずなのに

毎回、ヒエ〜あせるあせると思う。



3回もヒエ〜あせるあせるとなりながらも

作戦は実行した。



1回目の採血後にトレーランGを飲む

ここからが戦いだった。


「1時間後の5分前に戻ってきてください。」


と言われタイマーがついたバインダーを渡された。

「どこに行ってもいいですよ。」

と言われていたので

まずはトイレに駆け込んだ。



かかと落としとスクワットをする為に。



かかと落とし20回2セットと

スクワット15回をこなした。



その後は人気の少くない場所で

かかと落としをしながら

本を読んで時間を潰した。



年末という事で

総合病院は激混みだった。



そして2回目の採血。



何だか気分が悪くなってきた。



でもやっぱり同じように

トイレに向かって

かかと落とし2セットとスクワットをした。



検査中は水も口にできない。

つらい。。。


何をして時間を潰そうか?



とにかく大きな病院なので

毎回来る度に迷子になっていた。

会計の場所とか受付の場所

正面玄関はどこ?

産婦人科行きのエレベーターどこだっけ?

私が今いるここはどこ???状態。


今日はちょっと探検をしよう

と思った。


1階だけでもかなり広い。

どこに何があるのかあちらこちら

歩いて探索した。



人が多い時でも必ず座れる

穴場を見つけた。


リハビリステーションの前に

設置してあるシート。


人が殆ど来ないので

静かでくつろげる。

会計窓口から50mくらいの所。

ホントここは迷路だ。



そんな事をしていたら

あっという間に戻る時間。

3回目の採血。



これが終わったらランチが食べれる。



採決後、病院内のファミマへ直行した。

大好きなスタバのコーヒーと

トルティーヤ、チョコレートを買って

駐車場に停めていた車の中で食べた。



検査結果を聞く為の予約時間が

2時間後。



果たして結果は。。。。



やるだけのことはやった。



結果を全て受け入れよう。




そしていよいよ番号が呼ばれ

診察室へ



結果




ドクターから

「全て正常値で問題ありませんでした。」




ホッとしたのと同時に

ちょっと怒りが込み上げた。

(この検査に対しての怒りと

初めのドクターの説明があまりにも

不安をあおる言い方だった事)

何だったの?この3日と6時間。

私のクリスマスを返して欲しい。


幸い、ネガティブ発言を連発した

ドクターは12月一杯で移動になり

今現在はその病院にはいません。

エコー写真も下手だったし。




という事で


高齢妊婦ですが


何事もなく無事


妊娠ライフを継続出来ています。






高齢妊娠は妊娠糖尿病や高血圧とか

リスクが当たり前のように言われて

いるようだけど


高齢だからとか

関係ないんじゃないかと思います。



若い人でもリスクのある人はいるし

帝王切開だって、

高齢妊婦に限らない。

(私は正常分娩予定です。)



不妊治療に年齢制限を設けているけれど

高齢でも妊娠出産する人が

増えてきているのだから

もっと柔軟になってほしいと思う。


今の年齢制限は撤廃して欲しい。


誰でも平等にあるべきじゃないのかなと

改めて思いました。