…テミン Side…
宿舎の駐車場に着くと
何だか落ち着かなくて一番後ろを歩く。
玄関を入るといいにおいが漂ってきた。
ジョンヒョン『うわー!いい匂い!!』
ミノ『ヒョン、もう体調いいの?』
リビングまで入るとまだ少し顔の赤いオニュヒョンが
ヌナが作ったであろうおかゆを食べていた。
僕達がいない間に夜食の用意もしてくれてたみたいだ。
部屋に戻り荷物を置いて着替えを済ませた。
リビングに戻るとヌナが小走りで走って来た。
あみ『あのね。冷蔵庫に入れてあるから…』
『あ、ありがと^^』
それだけ言うとヌナは自分の荷物を持って
みんなの方へくるりと向き直し、お辞儀をした。
あみ『じゃ、あのっ、あたしはこれで…』
その時自分の中で何かがふつりと切れるのが分かった。
それは本当に糸が切れたかのような変な感じだった。
そして気がつくとヌナの手を握っていた。
自分でも何をしているのか分からない。
Key『テミナ…?どうしたの急に。』
ヒョン達が驚いて僕とヌナを見ている。
ヌナも頬を真っ赤にして、驚いた顔で僕を見ている。
何か言わなきゃ…
『ヌナも…食べて行ったら?』
これが精一杯の言い訳だった。
自分でもどうしてヌナの手を握ったのか分からない。
ただオニュヒョンが見ていると思った瞬間
体が勝手に動いたのは分かった。