2024.5.31
イヤだイヤだと思っていても
やっぱりやって来る診察日。
今回は検査がないものの
いつものようにガッツリ待たされる。
診察室に入る。
先生への質問一覧を握りしめ
落ち着かない気分で椅子に座り 診察スタート。
歯科医からの「マウスピース準備してね」の
お手紙を「うんうん」とうなづきながら読む主治医。
約9年前の辛かった気管支鏡検査について
とうとうと訴える母。
そこで先生から衝撃の一言。
「以前よりぐんと細くなっているし
細いので経鼻も可能です。
なのでマウスピースは必要ありません」
そうなんやー。
じゃあ術中に歯が取れるかもなんて心配は
無用やったんやね。
麻酔もかぽっとマスクタイプなんで
口の中に何も突っ込まれないってわけだ。
先生が「下手だけど」って言いながら
気管支鏡の仕組みを手書きイラストで説明。
更に最新の気管支鏡の画像をタブレットで表示。
ひとつひとつ不安を取り除こうとしてくれる。
前回 術中の会話が丸聞こえで不安だった話は
診察室入る前に 顔なじみの認定看護師さんに訴え
「以前と薬の種類が変わっているんで大丈夫。
しっかり眠らせてもらえるよう先生にも言うとく」って
説明受けてたが 再度先生にも訴えるんかなと思っていたら…
母の口から出たのは その話でもなければ
リキッドバイオプシーの話でもなかった。
「服用回数増やして様子見れません？」
そういえば「その方法って無理かな～」って
チラっと言うてたわ。
あまりにもチラッと過ぎて本気にしてなかった。
体への負担が大きいから
副作用との兼ね合いで今の量になってるのに
小さな体でそれは無理やろーと思っていたら…
「その考えはありませんでしたー！
いい方法だと思います。試してみる価値あると思います」
…って おい！
アリなんかーーーい！
主治医はあっさり母の考えを受け入れた。
ワタシの想像していることを
ことごとく裏切って会話を続けるふたり。
良い方向への裏切りやけどさ。
そんなわけで気管支鏡検査は回避された。
ジオトリフの新しい服用条件は
現在の週3回から週5回へ。
3日に1回って頃もあったのにねえ。
曜日と間隔は本人が決める。
母の考えでは 5日連続は厳しそうやから
2日と3日に分けて 間に1日ずつ休みを入れたいと。
原発巣の憎悪スピードはゆっくりやから
すぐには判定できそうにない。
次回診察10週後に血液検査とレントゲン。
レントゲン結果によっては緊急CT入れるけど
そうじゃなきゃ判定はもう少し先になるとのこと。
耐えられない副作用に襲われたら
診察日前倒しすること。
あれよあれよという間に ジオトリフ継続になったよ。
これで現状維持以上の効果が見られれば
母の粘り勝ちってことやね。
回避した今となっては 気管支鏡検査のこと聞くのも
野暮ってもんですがと前置きして
循環器科の先生からのお手紙内容を教えてもらう。
もし検査をするとなっても 前回のように
1週間前から入院して点滴でヘパリン入れなくても
スパっと1週間バイアスピリン中止してもOKとのこと。
質問：リキッドバイオプシーより気管支鏡優先するのはなぜか
一気に悪くなったわけではないので
こういった場合は血液では出ないことが多いため。
質問：原発巣と大動脈が接してるがそこから全身に広がることは？
その部分からがん細胞が血中に入り込んで流れていくことはない。
気管支鏡やらないことになったので
ワタシの準備した質問票一覧はほぼ必要なかった。
ある意味めでたいと思えばいいのか。
帰り道 母の希望でスシローへ。
出勤前のダンナくんも合流。
楽しいランチタイムになるはずが…
母にたまに起こる「喉っていうか胸が詰まる」症状現れ
何度もトイレに行き 胃液まで吐きまくる。
喉が潤ってないところにすし飯っていうのが
詰まりやすい条件なのかもしれない。
ダンナくんはささっと食べて出勤。
その後母はゆっくりゆっくり少しだけ食べられた。
買い物行って お墓参りも行って
取れた前歯の再再治療のため歯科にも行って
更に買い物して 実家へ送り届けた。
イヤなことを先延ばした感はぬぐえないけど
飲みなれたジオちゃん継続でめでたしめでたし。
メモ：寒がりの猫とダンナくんのせいで
まだコタツ片付けられない我が家
もう6月ですけど
昨日の買い物で右手首傷めたんで湿布して寝た
今日はいい天気だったがツーリング断念