夢を見た。

 

父が歩いていた。

街角?廊下の角?から現れて立ち止まってる。

 

「お父さん!お父さん!おとうさ~ん!」って

かすれるような でも大きな声で呼び

焦るあまり足が絡まりそうになりながら

一生懸命駆け寄り ぎゅって抱きついた。

 

サイズ感からいうとワタシは子供だったのか?

 

 

 

 

 

起きてから考えてみた。

あれ?ホントにぎゅってしたかな?

このあとぎゅう~ってなるって確信しただけ?

だけどすごく温かいキモチで目覚めた。

 

父はシャキシャキ歩いていなかったけど

車椅子でもなかったし 

闘病中の危なっかしい足取りでもなかった。

70歳後半の一般的な高齢者の動きだった。

それが嬉しかった。

 

表情が穏やかだった。

病気とは無縁で楽しく暮らしている頃の顔だ。

それが嬉しかった。

 

「おとうさん」と口にするのは

「そう言えばお父さんってさ」と誰かと話す時。

本人に呼びかけるのは5年ぶりやん。

それがすごくすごく嬉しかった。

 

写真やお仏壇や墓石に向かってではなく

本人に発した「おとうさん」

 

今回は返事がなかったので

次回夢に登場した時は返事してね。

たくさんおしゃべりしようね。

 

 

メモ:今夜から2泊 長男我が家へ。

   地元の友達とスキーに出かけるんだろう。

   雪あるのか?