今のキモチは? という設問のある問診票。

呼吸器内科受診時(2/16)のハナシである。

数字が大きいほど辛いわけだが 

10段階の7と8のところを大きく丸で囲む母。

 

いつもは真ん中の5とか

気分がいい時は3なんて時もあるのに。

 

前回受診日に気管支鏡の話が具体化しそうな流れで

鬱々としたキモチで過ごした2ヶ月間。

「タグリッソ使えることになったとしても

これが最後の薬だ」と先生が言ったって信じ込んでる母。

同席してたワタシにはそんな記憶はない。

とにかく悪い方へしか考えが向いていない。

 

お正月は孫たちに囲まれ楽しんでいたし

お稽古事も休むことなくまじめに通っていたが

やはり成長中のヤツの事が 常に頭の片隅に居て

眠れない日があったり ネガティブな方向に

心が振れたりすることが度々あったようだ。

 

父の命日があったのも多少影響してるだろう。

 

 

 

血液検査とレントゲンを終えて待たされること2時間弱。

いつもより長い待ち時間に またもや落ち込む母。

「きっとすごく悪くなってて 

説明長引くから後回しにされてるに違いない」

とか言い出すし。

 

こんな時は何を言ってもココロに言葉が届かないから

下手な慰めは口にせず 言いたいように言わせている。

 

 

 

ようやく呼ばれて診察室へ。

映し出されてるレントゲン画像に喰いつくふたり。

母は荷物も置かず 座りもせず いきなり先生に

「どうですか!!!!」と鼻息荒く問いかける。

 

先生はのんびりモードで「たぶんこの辺りですけど

特に悪くなってる様子は見られませんね~」

 

へなへなへな~って感じで座る母。

ワタシも思わず大きく息を吐く。

 

はぁ~ ほっとした~。安心した~。

 

 

コチラのドキドキ具合を不思議そうに見る主治医に

前回の診察で説明された内容により

鬱寸前まで落ち込んでいた話をすると 大笑いして

さらに声のトーンを上げ明るく話をしてくれた。

「いや 笑っちゃいけないんですけどね」って言いながら。

 

 

次回CTも「そうね そろそろ撮ってもいいかも」程度だし

診察のタイミングも10週間後で問題ないと言われ

さらにほ~っと長いため息が出る。

ため息って安心した時も出るんだ。

 

「CT撮るけど 急激に悪くなるとは想像できないから

ジオトリフ粘りましょうって言うと思う」

な~んてさらっと嬉しいおまけ付き。

 

あまりにもさらっと言うから母ったら全然聞いてない。

「聞いてた?ジオトリフ続けられそうよ!」って耳元で。

そしたらもう1回 先生もさっきの内容繰り返してくれた。

 

 

 

先生も 今後の流れ程度で

念のため説明した気管支鏡検査の話が

ここまで患者を追い詰めることになるとは

考えてなかったのかも。

だから今回のジオトリフ継続可能性大の話は

あえて付け加えてくれた思いやりだと感じた。

 

うん。いい先生だ。

めんどくさい親子ですみません。末永くよろしく。

 

 

 

 

 

というわけで ジオちゃん継続ですぅ爆  笑飛び出すハート

 

 

処方箋でエンシュア出してもらってってんけど

いざ薬局行くと希望してたコーヒー味が製造中止で

ストロベリー味しかないとのこと。

仕方なく他のメーカーに変更。どんな味かな?

 

 

 

 

 

診察室を出た母はゴキゲン。

そして一気に強気になる(笑)

「お父さんの経過を見てるからまだ大丈夫だと思える。

食欲の低下とか 筋力の衰えとか 程遠いもん。

まだ酸素吸わなくてもいいし」

 

 

よかった よかった。

母もワタシも昨夜はあまり眠れてないから

今夜はぐっすり寝れそうやわ。

 

 

 

院内で昼食 病院の後は お墓参りと買い物。

ワタシは命日にひとりでお墓までテクテクしたけど

母は2日遅れて本日お参り。 

おとーさんにも安心してもらえる報告できてよかったね。

 

実家へ送り届ける帰り道

ちょっと遠回りして菜の花畑見に行ったよ。

昨日までの春のような気候とは打って変わって

風の冷たい一日だったけど心はポカポカさ。