前回の続きです(*´ω`*)
部屋に来られた松平忠国さん。
彼に「一条殿の母御に経を読んで貰いたい」と頼まれました。
何故に?と思っていると母親が部屋に入ってきたのです。
母親は私を見て「今度は誰が来てるん?」と言ってきました。私の様子を見て誰か来てると分かったのでしょう(^_^;)
とりあえず母親に忠国さんが今来られてる事と経を読んで欲しいと言われてる事を伝えました。
母親は私の不思議話をしょっちゅう聞かされてるので「またか…」といった感じでした。でも今回は自分の事を言われているので興味があるのか近寄ってきました。
そして「なんでお母さんにって言ってはるん?」「お母さんと関係ある人なん?」といろいろ聞いてきたのです。
しかしこの時点では忠国さんと母親との関係が分かりませんでした。
「とりあえず忠国さんに手を合わしてあげて欲しい。南無阿弥陀仏って言ってあげて欲しい」と母親に頼みました。
すると母親「先に洗濯物干すからちょっと待ってて」と言って私の部屋の窓からベランダに出て行ってしまったのです。
もぉ!と思いながら忠国さんに「すみませんちょっと待ってて下さいね」とお伝えしました。すると忠国さん、窓まで行かれ洗濯物を干してる母親の姿をじーっと見つめられたのです。
凄く熱心に見ておられるなぁ…∑(OωO; )と思いながら何気なしに二人の様子を見てました。すると母親に尼さんの姿をされた女性の姿が重なって見えてきたのです。
「わ!∑(OωO; )」となってしまい母親に「お母さん!尼さんの方と重なってるで!」と咄嗟に言ってしまいました。
すると母親は驚いた様子もなく「あんた前にお母さんの後ろに尼さんの格好した人が着いてくれてるって言ってたやんか」と言ったのです。
そう言えば…
だいぶ前に母親の後ろに昔の尼さんがいて下さってて母親にいろいろ助言をして下さっていた時があったなぁと思い出しました。
最近は全く見えてなかったのですっかり忘れてしまってました(^_^;)
あの時の尼さんまだいて下さってたんだぁ(*´ω`*)と思っていると尼さんが母親から離れて忠国さんの方に近寄って行かれたのです。
続きます。