主体性のない子ども👦👧
若者はどうやってうまれるのか?
という事を仕事中、ふと考えています。
職場で薦められた2冊←話題に出たら、読まない選択肢はない
東京で、通勤の車内で読みました。
上の本を読むとヤル気が出て
下の本には戦慄が走ります
仕事で久しぶりに、高校生〜大学生(インターン生含む)と
“協働”する場面があったので
👵👱♀️ オッサン脳のみどりん、読んでおいて
という無言の圧力だと受けとりました←プロ野球監督の本が好きなおじさん脳。
ジャンルも違う2冊の本。
乱暴にまとめると、
子ども、若者を成長させるにはどうしたらいいか?
いや、成長させる、という表現も烏滸がましく
自ら成長してくださる若者とは、どのような環境で育つのか的な.....。
大人は何ができるか的な.....。
金間大介の本の方にですね、
現代の日本の若者の矛盾がこうあります。
長引く低成長の日本の未来に危機感を感じている
先輩世代と比べ、主体的なキャリア形成が大事だと思っている
そう認識している一方で、行動は
正解主義で、いち早く皆が思う答えを知ろうとする
リスクの伴うチャレンジはせず、周りの様子をうかがった行動をとる
周りから浮きたくない、目立ちたくない気持ちも強く、
結果、指示待ちの「いい子症候群」大量発生。
みんな誰もが「唯一無二」という価値観を教えられた量産型👨🦱👨🦱👨🦱👩👩👩
この本、とっても面白くて
「若いくせに生意気」と言われた自分がついに若者ではなく、
上司、先輩という側になってしまった哀しみと、
私、若者のこの気持ち、頭では分かるけど.....
自分とは違うわ
と自覚させられたこと。←みんなはどっち?
社会(大人たち)が若者に求めるものといえば、主体性、自律性、コミュニケーション力👨🦱👱♀️
モチベーション全開で勉強や仕事に打ち込み上司・同僚・顧客とどんどんコミュニケーションをとって、自ら新しいアイデアや企画を提案するような人材✨✨
失敗しても気を取り直して次のミッションに邁進するような人材✨✨
若者もその大人の思惑を察知。
こうなって欲しいんだろうな、と気づいてる。
でも若者からしたら「そんなの無理」
でも無理だと表立って反発はせず、
結果どうなるかというと、
主体性を持った人のように振る舞うか、
その圧をかける人と決別するか
多くの若者たちは決別ではなく、
主体性演技をして、円満なコミュニケーションを保とうとしている。
今の子ども、若者たちは学校教育のなかで皮肉にも、
「主体的な学び」を大人たちによって学ばされてる世代
お、おう
強要される主体性って、もう主体性じゃない.....。←
この本は、若者批判ではないところが面白くて、
じゃあ上司や先輩の自分たちはどうしたらいいかが書いてあるところ。
仕事で、インターンや職場体験の高校生や大学生と接するとき、
ガンガンやろうね!✨✨
と、やる気があって当然という体ではなく、
また
あ?やる気あるの?💢
と、体育会系のノリでもなく、
どういう振る舞い、言動がベターか参考になりました。←詳しくは本書を📖
子育てに置き換えれば、
自分で出来る子
自走する子
主体的で積極性がある子ども👦👧
に育ってほしいという大人(とくに母親)の熱、圧を
子どもは察知して、そう振る舞うのがデフォルトになってる子もいるだろう
いい子症候群。
いい子症候とはいえ、いい子ならいいじゃん
と思ったりもするけど。
静かに退職するように、
悪い報告はギリギリまでしない←
これは人生でも、仕事でもトラブルの元かなぁと思ったり
それにしても、主体性って難しいね
他人に語られた時点で、主体性は奪われたみたいな気もするしね
大人が、主体性が大好物だから
若者が、主体性があるフリをしてくれている事も肝に銘じて、仕事します
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