角野栄子さん、最も有名な作品は、やはり魔女の宅急便でしょうか
ドアの向こうは、いちご色。
角野栄子さんは、自分の色はいちご色!とテーマカラーを定めて、ご自宅のインテリア等もいちご色でコーディネートされているのだとか
88才になる角野さん、先日ドキュメンタリーも拝見しましたが、可愛らしい方ですよね
文学館では、角野さんの書斎も再現され、並ぶ蔵書やコレクションを拝見するのも楽しく。
角野さん流おしゃれのポイントなども
滲み出る気骨とユーモラス
中にはミニシアターや、覗いたり開いたりすると物語の世界が見られる様々な仕掛けがあったりして…
子どもも大変喜んでました
好ましかったのが、テーマパーク然としすぎず、角野さんの著書に限らず本がたくさん並び、子どもたちが純粋に読書を愉しむ空間に特化していたこと
豊かな世界は、本の中にこそ、あるんですよね。
本を読める小さなスペースがそこかしこにあって、うちのも次から次へと本を読んで、楽しんでいました。
私もあれこれ読んだのですが…
ルーマニアの目みたいな窓が付いている家から着想を得たという、イエコさん。
写真はこちらからお借りしました。
ザ・インパクト!!
不気味さ・不思議さのなかに、一筋縄にいかない老いへの反骨精神みたいなものが感じられて、楽しかったです。
未読の作品もたくさん、これから子どもと一緒に読むのが楽しみです
最近子どもが好きなのは、おばけのアッチシリーズ、かいけつゾロリシリーズ、わかったさん・こまったさんシリーズなど。
魔法の文学館の設計は、隈研吾
幾つもの屋根の連なりが上から見ると花びらが広がった形だそうですが、上から見られるスポットがわからず、残念。
ここ10年以上?現代建築において、屋根、あるいは小さなボリュームの積層による街感、人気な気がしますね。
1階から2階、2階から3階へと続く階段を敢えて奥が見通せない形にしたり、各階ごとに不揃いに放射状に展開される空間など、探検心をそそる計算がされている感じでした
窓で切り取った色彩を見せる感じや、捲れ上がったような形状の軒天など、ロンシャンの礼拝堂へのオマージュかしら、と思ったのですが…
どちらかというと、国籍不明な建物にする意図ですかね
またぜひぜひ、足を運びたいと思います