われわれは、何かあってから、
神仏に祈り始めます。
子どもが病気になってから、
事故にあって怪我をしてから、
神仏に手を合わせにいきます。
子どもが健康で、
事故にあわずに下校して
朝と同じ笑顔を見せている日々に、
「今日もありがとうございます」
と神仏に手を合わせる習慣の
親は多くないかもしれません。
つまり、後手ということです。
でも、先手をおすすめしたいのです。
何もないうちから、
何もないことが、有り難いことだと気づき、
何もないこと(平穏無事)を感謝する。
これが先手になります。
何もないうちから
家族の無事を感謝する。
そして同じように、
天災にかんしても
壊滅的な事象が起きる前の
今このときに(今のうちに)
大難が小難へとソフトランディングされていると思える今このときに(今のうちに)
「今日もありがとうございます」
と、不安ではなく、
感謝にフォーカスして祈る。
今在る平穏な日常は、
あたりまえではないと
気づき手を合わす(感謝する)気持ち。
それが先手となり、
そんな意識の投影が、
次の事象をつくっていきます。
不安・恐れと在るのではなく、
平安・感謝と在る。
そんな風に今日も在りましょう。