過去にＯＣＤという障害がひどい時も、家族とお正月は神社にお参り行ってましたが、お正月で混雑して並んでる中で家族連れを見かけたり、幸せそうな家族をみるとなんで自分は普通の生活ができないんだ！と自分を責めたり、大変ながらも子どもを産んで育てたり仕事したり暮らせる人たちがうらやましくてたまりませんでした。
でもＯＣＤの家族に対する巻き込みが一層強くなり共依存関係もありで、私はＯＣＤが１番酷いときに本土にたった一人で季節労働にいきました。
（それは家族を巻き込んでる自分が嫌だし、けれども巻き込みしたくてしている訳でもない事とＯＣＤの方は大体が家庭崩壊していく事が聞いていたのでそうなってはいけないいう決心で季節労働行きました）
家族と暮らすとゴミがきたないからさわれない、汚れた洗濯物をさわれない、お茶碗も洗えないから家族にやってもらい、自分がとても情けなく
家族には病気の苦しさで当たり散らしたり、けれども冷静な時はありがとうと感謝し伝えてました。
季節労働で寮に住んでいると当たり前ですが、掃除、洗濯、ごはん、ゴミ出しを一人暮らしなのでやらないといけません。
最初は不安は相当強く知らない土地に来て季節労働なんてＯＣＤがあるのに思い切ったことしてよかったんだろうかとも思いましたが、荒療治でエクスポージャーと暴露療法になってました。
ゴミ出しも強い恐怖の中でやりました。（ビニール手袋しながらですが）
あとからは何回もゴミだしをすると不安が下がっていきました。
この障害になる前は普通にできていたことができなくなり発狂したり自殺を実行しようと思いましたが、どうにか踏み留まりました。
ＯＣＤは症状のせいで時間を無駄にし、うつ病も併発するといわれています。
私も常に強迫観念が頭の中でうずまきしかもそれをまともな自分がバカらしい考えだとわかってるからこそ辛くてどうしようもない感覚でした。
潔癖症とは違い不潔恐怖でいることが自分の中で辛いと感じたり、日常生活に支障をきたすとＯＣＤと診断されます。
綺麗好きな潔癖症との違いは、辛いか辛くないかの違いで辛いし手を洗う行為をやめたいのにやめられないと思い仕事も出来ず引きこもり自身が苦痛に感じたらＯＣＤだと思います。（他にも他の障害との併発でＯＣＤの症状が出ている方もいますが）
普通に仕事して基本的な家事や日常生活暮らせる人達がうらやましいと過去には感じ、自分は人とは違うと思ってましたが、季節労働の同僚の中には年配の方もいて親の介護をしながら
働いていたり、三人の子どもを育てながら働いていたりと色んな人達と出会い、彼らはＯＣＤはないけれど生活の為に一生懸命長時間立ち仕事で必死に働いている姿を見たら普通の仕事出来る人達と自分は違うし不潔恐怖で大変なんだと思ってた己が恥ずかしくなりました。
一般の人たちだって生活の為に必死なのです。
やりたくない仕事も生活のために必死に仕事している人たちも沢山います。
外からは見えない幸せそうに見える家族だって色々問題を抱えているかもしれません。
わたしだって外からみたら家族と普通に神社にお参りにきている仲の良い家族に見られてるかもしれません。
みんな何かを抱えていながらも生活の為に働いて生活を維持しています。
自分は病気で過去にはうつ病も酷かったので、一般の人たちとは大きな隔たりを感じてましたが、今はそうは思ってません。
人生のなかで何もない人達なんていない。
外の顔と家の顔は違うかもしれない。
一般の人たちは普通に手洗い、洗濯できるかもしれませんが、違うところでご苦労があります。
ＯＣＤの人たちは部屋の中で聖域をつくり、自分が大変なんだと引きこもりパニックに陥りますが、外を見渡すとＯＣＤじゃない人たちだって満員電車に乗っているサラリーマンやOLの方、レジのパートをしたり、長時間の立ち仕事や炎天下の中で工事をしたり、子育てに必死だったりみんな必死に生きているということです。
病気であってもなくても自身はどう生きるのか？が毎日問われます。
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