薬膳師・内外美容アドバイザー
のぶこですI
インフルエンザもまだまだ流行っているようですが
気温のアップダウンが激しくなると
風邪を引きやすいですね。
今日は風邪を引いたときの咳止めについて
薬膳からみた効果的な食材を紹介します。
まず、よく言われるのが「大根のハチミツ漬け」
おばあちゃんの知恵袋的な民間療法ですが
薬膳的には根拠があるのです!
ハチミツは止咳(咳を止める)作用があり
大根には化痰(痰によって起こる咳、痰、吐き気を除去する)作用があります。
この二つの組み合わせで咳止めとなるのは理にかなっています。
痰が絡むような、水っぽい咳に良いと解釈できます。
イマドキなレシピでは
ハチミツと生姜を使った梨のコンポート
梨は発熱などで消耗されてしまった津液を補い、熱を下げます。
ハチミツ、生姜は止咳作用があります。
強い咳や、鼻水といった、肺が変調している場合の咳止めに良いと解釈できます。
そして、ここポイントなんです!
同じ「咳止め」でも、その状態や原因によって使うものが異なるんです。
病院だったら「咳止め」のお薬が処方されるだけでしょ?
原因にアプローチする!
とっても素晴らしい考え方と思いませんか?