覚めてしまった夢の続きを
また見たいと願う
幼いリュックサックの底にしまった
そこにあった宝石と友達になった
ぼくが寂しくないように君がいれたものだ
愛しい人よ
いつかぼんやりとした思い出となり
開かないドアの前で
立ち尽くすぼくは
ただの人形となる
一緒に見たあの日の空は
夏の空気は
波の音は
誰にも消せやしないけど。
それくらいは、抱いたままでもいいだろう?
紫陽花の色づく様は、レプリカのよう
水彩紙に絵の具を滲ませるように、じわじわと染まっていく
楽しみだね
一方、
心細くなる季節を、華やかに支えてくれるビオラ達の季節はもうすぐ終わる
厳しい寒さを乗り越えて、色とりどりの花弁を春風にさざめかせた君達は、今年も最高だったよ
霧笛楼のプリンとインドお土産のコーヒー
ビターと甘いの組み合わせ
読んでいただきありがとうございました