人生のスタート地点はそれぞれ違います。でも、どこからスタートしても自分のめざすゴールにたどり着くことができるのです。
人間は目の前に壁があると、どうしてもその壁を乗り越えることだけに集中してしまいます。実は乗り越えることよりも、どう乗り越えようとしたかのほうがはるかに重要なのです。
「目の前にあるものに全力を注いで生きる」ことは、何よりも大切な成功法則といえるでしょう。
手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~(喜多川泰より)
今日は「壁を乗り越える」ことについて深めたいと思います。
目標達成や困難の克服という場面における「壁を乗り越える」という行為には重要な要素が3つあります。喜多川先生の著書の中で「何よりも大切な成功法則」としているのは①に相当します。
①自己効力感や前向きな姿勢
困難な課題に立ち向かう際、自分たちの能力を信じて努力を惜しまず、目の前の課題や目標に対して全力を注ぐマインドセット。失敗や挫折に直面しても、それを乗り越えて解決策を見出そうとする強い意志。
②問題解決能力
従来のルールや既存の知識だけでは解決できない複雑な問題に直面した際に、過去の経験やノウハウ・知識・スキルを総動員して、創造的な発想や戦略を駆使して解決策を見出す能力。
③柔軟性や適応性
予期せぬ問題や変化に直面した際に、従来のやり方に固執せず、思考やマインドを柔軟に切り替え、新しいアプローチや戦略を試みることが出来る能力。特に変動の激しい環境や複雑な状況下で重要。
これら3つの要素は時と場合によって優先順位が異なります。どこにポイントをおくか、いかにバランスよく組み合わせるか、が成功への道につながるんじゃないかなと思いました。