自分ではどうにもしがたい境遇に陥ってしまう人たちには、ある共通点があります。それは自分の力ではなく、「他力」を当てにして生きようとしているという点です
今、自分に起こっていることがラッキーなのか、アンラッキーなのかは、そのときに判断することはできません。
手に入れた結果の善し悪しは、あとでいくらでもあなた自身が変えることができます。今は、結果を恐れずいろんな経験を手にするために行動あるのみだと私は思うのです
手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~
(喜多川泰より)
自分ではどうしようもない境遇に陥ってしまう人達は、他人や外部の支援、あるいは何かしらの力を頼りに生きています。自分の人生なのに、自分でコントロール出来ない状態なんです。
なぜ、そうなってしまうのか。私が思うに、それは自身の力だけでは問題や困難を乗り越えることが難しいと諦めてしまうから。だから、他人や外部の支援に頼ることで、解決策や助けを求めてしまう。そういうことなんじゃないかなと思います。
「他力」を当てにすること自体は悪いことではないですが、それが唯一の手段となり、自己責任や自立心を放棄してしまうことはやっぱり問題。それが続くと、自分の人生を生きている感覚がなくなってしまうんじゃないかな。それはとても悲しい。
逆に、結果を恐れずに様々な経験を積んでいけば何かしら解決の糸口に繋がり、自己成長や豊かな人生を送れるようになるはず。
人生は未知の道であり、新しい経験を通じて学び、成長していくことができます。過去の結果や失敗にとらわれず、前向きに未来を捉え、新しい挑戦に果敢に取り組むことが、人生の充実感を得る秘訣の一つと言えるでしょう。
そして、手に入れた結果がどうであれ、それは単なる一つの段階であり、新たな可能性へのステップに過ぎません。その結果を受け止め、前向きな姿勢で次の一歩を踏み出すことが、人生を豊かにする道のりの一部と言えます。