クローバー子ども自身の問題は「こんなにゲームばかりしているから勉強が出来なかった」と成績が良くないことの理由にしたいということがあります。「もしもゲームをしていなかったら、もっといい成績が取れたのに」という可能性を残すためにです。

クローバー親はこのような子どもに「ゲームばかりしていないで勉強しなさい」という正論をいって子どもの反発を買い、いよいよ勉強しなくなることを避けたいですし、「あなたは勉強さえしたら本当は頭がいいのだから、いい成績をとれる」といって可能性の中に生きることを助長することがないように気を付ける必要があります。
「子どもをのばすアドラーの言葉」(岸見一郎)より

 

 耳が痛いくだりです。私は今、既に勉強しない子どもに対する負のループの真っただ中。子どもたちは中学受験を経験し、小学4年生からの3年間の通塾生活、その後6年間の中高一貫校生活、、、親からしてみれば課金ゲームにはまった状態。

 

 中学入学後の数年間はまだよかったのですが、いよいよ大学受験が見えてきたところでゲームにYouTubeが手離せない毎日。思わず出てしまうんです、「ゲームばかりしていないで勉強しなさい」「やれば出来るんだから」というこの言葉。

 

 可能性の中に生きたいのは、実は親である私の方なのかもしれません。これまで費やしたコストと労力、、、、打算的などうしようもない自分がいます。現実と向き合わないといけない時期に来ています。