この話は実体験をもとにしていますが、
身バレ防止のため、出来事の順序や細かな設定を
一部変更しています。
事実と向き合うために書いていますが、
すべてをそのまま書いているわけではありません。
子どもが産まれる前?
入籍して少し経った頃だったかな。。。。
夫の携帯に、ネット系の銀行から電話がかかってきました。
「収入証明送らなきゃー」
そう言う夫に、私は素朴に聞きました。
「なんで銀行に収入証明がいるの?」
当時の私は本当に無知で、
「今どきは口座開設に必要なんだよ」
という説明を、疑いもせず信じて「へー!」と納得していました。
――今思えば、あの時から始まっていたのかもしれません。
数年後のある夜。
ダイニングテーブルに置き忘れていた夫のスマホ。
手帳型ケースが開きっぱなしで、
中に一枚のカードが見えました。
銀行系カードローンのキャッシュカード。
「これなに?見せて!」
思わず問い詰めたけれど、肝心なところは指で隠され、
「ポイントカードだよ」
と言い張られて終わりました。
それからは、カードローンのCMを見るたびに
胸の奥がザワつくようになりました。
スマホケースから時々チラッと見えるカード。
返済?借入?
聞けないまま、
疑心暗鬼だけが積み重なって
胸がザワザワ。
そんな不安定なキモチで過ごした数年間。
やがてカードは見えなくなりました。
でも、亡くなる1年くらい前だったかな?
また無防備に置いてあったとき、私は聞きました。
「お金に困ってるの?」
すると夫は
「前にね。もう使ってない。
この場でハサミ入れてもいいよ」
と言いました。
本当なのか、パフォーマンスなのか。
安心したいのに、信じきれない。
モヤモヤだけが残りました。
そして――
亡くなった後、信用情報を取り寄せて知った真実。
その銀行系カードローンからの借入30万円。
下の子が産まれる1か月前に完済して終わっていました。
確かに、カードを見なくなった時期はその頃だった気がします。
これは負債とは別の話ですが、
娘が産まれて1か月の頃、家に落ちていたセブンイレブンの予約品のレシート。22,000円。
「これなにー?」
と聞くと
「なんだっけなー?思い出せないなぁ…」
と、
いつからか見抜けるようになった“嘘をつくときの顔”。
しばらくして検診へ向かう車で、エンジンをかけたら
大音量で流れ出したアイドルのDVD。
こうゆう感は当たるもので発売日と金額を見て、
「あのレシート、これじゃん!!」
と気づきました。
隠す必要ないのに、へんに隠すから気になるし、
もっとやましいことが!!?と思ってしまう。
嫌な気持ちに耐えきれずDVDが流れて驚いたこと
レシートの話の時に隠されたことが嫌だった、と伝えたら
謝ることなく、不機嫌になった夫は話を遮って終わらせて。
そしてDVDは車から消え、行方不明に。。。
亡くなった後、散らかった夫の部屋で
デスク回りを片付けていたら出てきました。
わたしもそのアイドルグループ、嫌いじゃない
なのに。
ただ、その記憶がくっついてしまって
今は、そのグループをまっすぐ見られない。
DVDも見ると苦しくなるから、遺品整理として捨てました。
他にも、夫がリボ払いで購入したであろうものは
見て負債額を思い出すのがツラくて
あれこれ処分しました。現実逃避に近いのかな…
夫の負債の話から少し逸れましたが、
まだこの話は続きます。
けれど、思い出すこと、書き出すことが
きつく感じる日もあります。
だから、無理はしない。マイペースで、少しずつ。
自分の気持ちと向き合いながら
書いていこうと思います。