背中を押してくれる卒業ソング
卒業シーズンになると、必ず思い出す歌。
それが「旅立ちの日に」です。
私が歌ったのは、2000年の中学卒業式でした。
未来へ羽ばたこうという前向きな歌詞なのに、
練習のたびに泣きそうになっていたのを覚えています。
第一志望の高校に合格できた嬉しさの一方で、
ずっと一緒だった親友とは別々の道へ。
期待と寂しさが入り混じった複雑な気持ちのまま、卒業式で歌っていました。
この曲は1991年、埼玉県秩父市の中学校で先生たちが生徒の門出のために作った合唱曲。
私たちの世代が歌った頃、全国へ広がっていったそうです。
あれから26年。
中学時代の細かな出来事はほとんど覚えていないけれど、ありがたいことにその親友とは今もつながっています。
数年に一度しか会えなくても、
会えばすぐにあの頃に戻れる存在です。
大学進学で離れていた地元に最近戻り、
変わった街並みに戸惑うことも増えました。
忘れっぽい私は、卒業という感傷に浸っていたものの
その頃の思い出はあまり覚えていないことに最近気づきました(笑)
卒業は、その瞬間は寂しいもの。
けれど振り返れば、
終わりではなく通過点だったと気づきます。
あのときの不安だった私に
「大丈夫。これからも大切な人との縁は続いていくよ」と伝えたいな。
今年もどこかで、あの思い出の曲「旅立ちの日に」が
誰かの背中をそっと押しているのでしょう。
がんばれ!若者よ!!