
ふと足元を見れば死も怖れない・あらゆる苦悩もものともしない淡々とした人間の生きざまもあるんだということに気づく、人間が嘆き悲しんでいる全ての事柄は人間の本来のありようであるのであり自らを卑下し軽しみ傷つけることはないのだということに気づく、自由に悠々と飛び回って淡々と死んでいくというのが良いと気づく、苦悩と苦悶と苦痛と、どう付き合っていくかに人生の面白さが具わっている。最近そう思った。次に先人のことばを借りた。
(松陰のことば)
『死は好むものでもなく、また、憎むべきものでもない。世の中には、生きながら心の死んでいる者がいるかと思えば、その身は滅んでも魂の存する者もいる。死して不朽の見込みあらば、いつ死んでもよいし、生きて大業をなす見込みあらば、いつまでも生きたらよいのである。つまり小生の見るところでは、人間というものは、生死を度外視して、何かを成し遂げる心構えこそ大切なのだ。』