ゲリト・レッシュが、ものみの塔協会の指導者としての関わりを否定して、話題になってますね。
それと関係するのが、2000年ごろの調整で、
ものみの塔協会と統治体を分離したことです。
統治体はエホバの証人の崇拝上の指導者だけれども、
便宜上存在する宗教法人としてのものみの塔協会とは一線を画していて、
法人には横からちょいちょい口出ししたりアドバイスしてるだけで、責任はありませんし負いません、
という表向きの体裁を整えたのです。
なぜか。
こういう裁判沙汰とか、〝迫害″とかで、ものみの塔協会が攻撃を受けて解散させられるなどの事態になっても、統治体の機能が影響を受けないためです。
まさにそのため、なので、
今ぞその時なり~、なのですね。
なのでレッシュは胸をはって、
「わたしはものみの塔協会の会長でもなんでもありませんから!」
って言えるわけです。
だから、たとえものみの塔がどうかなっても、「エホバの証人」と統治体のほうは生き残るので、信者は引き続き統治体に従って行きましょう、と続くことになっているのです。
「エホバの取り決めは世の攻撃に左右されないのだわ~♡」
と、信者の信用もゲット。
どうよ。