いわき平日本選手権競輪「初日」


今日も自力自在に。まずは、こちらから。



4月30日現在、SS班の5名はランキング9位以内に入らない群雄割拠の競輪界。南関(神奈川)の総大将郡司浩平はグランプリ出場権を既に獲得しているので少しでも多くの援軍が欲しいところ。深谷、北井辺りが乗ってくれたら万々歳でしょうね。


では、いわき平日本選手権競輪を見てみよう


●最年少:吉田有希(茨城119期)22歳

●最年長:内藤宣彦(秋田67期)53歳

●連続出場:小倉竜二(徳島77期)27回


小倉竜二が競輪祭を優勝し、初のグランプリ出場を決めたのが1999年の25年前なので、小倉は23歳で吉田有希はその時まだこの世に生を受けていない。最年長の内藤はその当時28歳。これを思うと小倉、内藤は本当に息が長い。



更に、2002年(立川日本選手権競輪)の決勝戦の着順がこちら。吉田有希が生まれた年開催(しかしながら吉田は9月生まれなのでまだ誕生していない)の決勝戦出場選手で現役は佐藤慎太郎、高木隆弘の僅か2名。

佐藤慎太郎に至っては47歳(今年48歳)で4年連続SS班。近況こそ、やや脚力差を感じるのは否めないが、まだまだ衰えを知らない。ちなみに初日特選の最年長は49歳の香川雄介(今年50歳)。


●南関勢出場選手

深谷知広、和田健太郎、鈴木裕、根田空史、近藤保、野口裕史、福田知也、内藤秀久、小原太樹、松谷秀幸、郡司浩平、和田真久留、佐々木龍、松井宏佑、青野将大、佐々木眞也、北井佑季、岡村潤、渡邉雄太、大石剣士、佐藤壮、松坂洋平、簗田一輝


南関勢からは、23名の大所帯。何名が決勝戦、そもそも準決勝に勝ち上がれるか。



今年の日本選手権競輪の賞金一覧がこちら。順位決定の1着~3着でも一昔前の記念競輪の優勝賞金とほぼ同額。かつ、決勝戦3着あたりまではオールスター競輪、日本選手権競輪以外のG1優勝賞金クラス。最高峰と名高い格付けの日本選手権競輪は文字通り大舞台だ。


ここに向けて、前走から調整に入っていた選手が多い印象だ。相変わらず南関勢のインタビューは少なめですが……。

●2024年勝利数ランキング(日本選手権競輪出場選手)
岩本俊介、深谷知広:15回
※1位は石原颯の18回

インタビューを受けた岩本は今年11連勝を記録しており、波に乗れている。チャンス到来か。


初日特選、松井ー郡司の2人で優秀戦へ進みたい。対抗は新山ー守澤ー和田の北日本勢。松浦は怪我が完治していないのでやや買いにくい。坂井ー武藤の関東2人も侮れない。おそらく、松井と新山の叩き合いを誰が捲るか……が、焦点となりそうだ。



こちらはイベント情報。3日以降のお笑いライブステージからが本番。ネームバリューのある芸能人が沢山来る予定だ。