<競輪小話:歴史から見る競輪②>


今日も自力自在に。

今日も日本史から競輪を見ていく。まず、


⚫1962年(昭和37年)第16回日本選手権競輪

売上金:約5億4千万円

⚫1963年(昭和38年)第17回日本選手権競輪

売上金:約18億円


何と前年比約3倍強。この年の内閣総理大臣は池田勇人。所得倍増計画から内閣を改造して2回目の組閣。この内閣には後総理になる、田中角栄、大平正芳も入閣。

オリンピックを前にした景気変動によるものかと思いきや、何と1963年に競輪の歴史が動いていた。競輪のテレビ中継がこの年に始まったのだ。耐久消費財として各家庭に一台カラーテレビが普及し始めた頃(オリンピックを見るために)、競輪もテレビ中継され注目を集めたのだ。