思い出の味 | もっち家はけっこう毛だら家

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立耳スコ「もあ(最愛)」、雑種茶白「こう(幸)」、元野良三毛「まれ(希)」の愛と希望の幸せ猫ブログです!たまにバイクMT-7☆
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今日はにゃんこの話ではないのでつまらないですよ~!
いつか読み返せるように自分の為に書きます。

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記憶には食べ物の味、
食べた時の風味などが深く影響しているそうです。

先日、
パートさんのお兄さんが入院していて、◯日に御見舞いに行くと言うと
「◯◯◯(もっちもんじゃの屋号)のお好み焼きが食べたい」と言ったそうです。
お兄さんはうちの店を気に入ってくれてました。

お好み焼きをお土産に持ち御見舞いへ。
食べられたのかはわかりませんが、
パートさんが帰った1時間後に亡くなってしまったそうです。

がんで病状が悪化するなか
最期を迎える時に食べたいと思ってもらえたこと
とてもとても心がギュッとなりました。初めての感覚です。
そしてなによりも感謝の気持ちでいっぱいになりました。

「お父さんと最期に食べに出掛けた場所がここなのよ」と1人で食べに来られた方。

「ここに夫婦二人で食べに来るのが楽しみだった」と涙ぐみながらお話ししてくれた方。

「ここに食べに来るようになった時はまだ息子が5年生だったのに今はこの子も大人になったよ」と楽しそうに仰るファミリー

「かみさんが若い男と蒸発して1年後に帰って来たけど無理って断ったんだー」←笑(なんとかえせばいいんだよ)と1人で寂しそうに食事に来たり。

「◯◯さん、具合悪いって病院行って3日後に逝っちゃったよ」と悲しそうに話す飲み仲間さん。

「赤ちゃん生まれたよ~」とオープン当初から来てくれている方(私はその方の彼氏遍歴を知っているフフフ)が我が子を見せに来てくれたり。

お店がオープンしたのが2008年。
今年の6月で丸12年です。
自分では気づかないうちに、
いつのまにやら
食べに来てくれた人の思い出に残れるというのは、なかなかできない経験でとても貴重な事だと思います。
それぞれにドラマがあり、そこにちょい役でうちのお店が参加しているってすごい事です。

現在、
コロナウイルスで外出を控えるようにと自粛ムードの中、
4月からは受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案ということで
未成年の方の入店するお店は店内禁煙となります。

打撃を受けるお店はたくさんあるでしょう。
うちも他人事じゃございません。
ここからが踏ん張りどころ。

来てくれるお客さんの
思い出の場所を無くさないように頑張らなくちゃです。

精進するにゃよ。
あいよー

ボクらのゴハンの為にしっかり頑張るんにゃよ。むにゃ。
あ、あいよー?

あたちの為に馬車馬の如く働くといいにゃ
頑張ったら撫でさせてくれるのー?

そ、そうにゃね・・・
考えとくにゃ

では、
じゃらしで遊んでたら、勢いでついうっかりかあちゃんとふれ合ってしまったまれさんでさようなら。