ということで。
何か、ここ数日でスコン、と抜けたのです。
 
実は。
ここのところ、ずっとイライラモヤモヤしてました。
 
何故か?
「もう、そのくだり良くないか?」
「え?何じゃそら。児戯か?児戯なのか?」
と、イラッとしていたんですねぇ。
 
とはいえ。
なーんでそないにイライラしてるんだろう?
と原因を探ってみると。
 
あー、自分の基準に達してないものを、
これが正解だ!スタンダードだ!!
と言ってることにムカついてた。
 
それを自分だけがやるのはいい。
けど、、、
それを他人に教えなさんな、と。
 
円周率をπで表さず、
3で計算させなさんな、と。
 
 
あ、もちろんね。
人それぞれやり方や考え方はあるからね。
それを否定するつもりはありません。
 
が。
明らかに相手に結果が出ない、
もしくは逆に妨げになる。
 
それ。
本気で相手の為を思ってやってますか?
ただ単に、自分自身の承認欲求を満たすためにやってませんか?
楽にお金が稼げるからと、安易な気持ちでやっていませんか?
 
 
もしかすると、ここまで読んで
「それ私のことですか?」
とイラッとした方もいらっしゃるかもしれません。
 
そう思われたのなら、
きっとそうなんでしょう。
 
別にそれを改めろとは言いません。
そもそも、そんな資格もありません。
否定する権利もありません。
 
これは、あくまで私の主観です。
そして、これまで自分が安易にやってきたことへの反省と、自分の理想とのギャップに苦しんできた期間が長かったからこそ、こんなことを書いています。
 
 
一生懸命やることと、
成果を出すことは、全くの別問題。
 
誰もがボルトにはなれないのは分かっているのに、
何故皆が同じ方法で稼げるようになるという幻想にハマるのでしょう。
皆が同じ方法で幸せになると思うのでしょう。
 
 
もちろん、原理原則はあります。
けれど、その抽象度を下げれば下げる程、原則からは遠ざかってしまう。
 
確かに、電車に乗れば目的地に辿り着きます。
けれど、快速に乗れば各駅停車でしか止まらない駅には一生辿り着けないし、
逆に特急が止まる駅に各駅停車で行くのはとても非効率。
 
 
そして、私が以前からずっとずっとずっと感じていたジレンマが。
「何故、素晴らしい才能の持ち主が沢山いるのに、稼げない人が多いのか?」
ということ。
 
もちろん、幸せになるのにお金は必須ではないかもしれません。
ですが、大抵の問題はお金で解決出来てしまうのも、これまた事実で。
 
だからこそ、人はコンサルを受けたり、稼ぐ方法を自ら学んだりするわけで。
 
 
私自身も、高額コンサルや高額塾に8桁という金額をつぎ込んだので、その気持ちはとてもよく分かります。
 
ただ。
人様の大切なお金を頂くのは、生半可なことではありません。
 
簡単に稼げる方法なんて、ありませんし、それは決して長続きしません。 
 
 
なので、昨今の
「お金を稼ぐとは何ぞや」とか、
「お金とはどういうものなのか」とかを
すっ飛ばして小手先の方法だけを教える似非コンサルは大嫌いです。
 
そもそも、それは本当に起業なのか?
甘い言葉で人をペテンにかけてるだけじゃないのか?
 
 
会社が嫌だから起業する?
 
起業したら会社が半分払ってくれている税金を満額払わなきゃいけないし、ボールペン1本だって、自分のお金で買わなきゃいけなくなります。
 
稟議書でお金を出そうにも、
そもそもその資金はどこにありますか?
 
起業したら、月収30万円程度じゃ、
経費で全部飛びます。
むしろマイナスになります。
 
 
なのに。
そんなペテン師の甘い口車に乗りますか?
 
 
もうさーーー。
自分、なめんなよマジで。
 
どっかに答えを求めなくても、
ペテン師にお金を払わなくても。
 
答えはあなたの中にちゃんとあるんです。
 
誰だって自分を認めて欲しくて
誰だって自分を分かって欲しいけれど
まずは自分自身が
認めてやり分かってやることさ
 
と、ゆずも歌ってます。
 
 
で、長くなったけれど。
ここまで書いてきて。
本当に私がイライラしている理由、それは。
 
「自分自身の無力さ」を痛感しているから。
 
何だよお前ら、マジでふざけんなー!!!
とか思いながら。
 
じゃあ、それを覆すにはどうすればいいのか?
が、まだ見えてこない。
 
 
ヒントは見えている。
多分、答えが出るのはそう遠くない。
そんな気もしている。
 
けれど。
まだ、見えない。
 
 
ただ。
こういう時だからこそ。
まずは、動いてみる。
 
動いたことで、新しい何かが見えてくる。
結局、行動することでしか何も見えてこない。
 
 
小手先はあかんだの、
本物じゃなきゃダメだの、
言うだけなら誰だってできる。
 
理想論と現実のドッキング。
やってやろうじゃないか。
 
あらゆる可能性を考慮した上で、
走りながら考える。
 
そう。
始まりは、いつだってここからだ。