【文章が読みやすくなる3ステップ:形編①】
何だかとてもいいことを書いていそう。
だけど全く頭に入ってこない!
そんな文章を割と目にします。
俗に言う、
「チョットナニイッテルカワカラナイ」
ってやつ。
一方で、
「おおお、何かむずかしい話なんだけど
めっちゃスラスラ読める!!」
っていう文章もありますよね。
その違いはなんざましょ?
内容?文章力?
いえいえ、その前に、
「読みやすい形に整える」ことが大切です。
それをするだけで
かなり読みやすくなります。
「形を整える3ステップ」として、
・その1:改行する
・その2:行間を意識する
・その3:ムダな接続詞、てにをはをなくす
以上3つをやるだけで、
かなり分かりやすい文になります。
例文として、以下の文章を使いますね。
わたしはわたしであり、たわしはたわし。そしてたわしはたわしでありわたしはたわしではない。だからどうしたといわれればそれまでだけれども。それでもわたしはたわしではないのだ。
、、、うん。
何かめっちゃ読みにくくないです?(笑)
それでは、ここから一つずつ解説していきますね。
【ステップ1:改行する】
上の文章、そもそも平仮名だらけ
っていうのもあるけれども、
とりあえず文と文の区切りが
分かりにくいですよね。
まずは、
・一行は19文字までにおさめる
・「。」で改行する
これをやってみましょう。
何故19文字か?
これは、スマートフォンで見た時に
変なところで改行をされるのを防ぐためです。
そして、「。」で改行することで
文章の区切りがわかりやすくなります。
それを踏まえて改行してみると。
わたしはわたしであり、たわしはたわし。
たわしはたわしであり
わたしはたわしではない。
だからどうしたといわれれば
それまでだけれども。
それでもわたしはたわしではないのだ。
このようになります。
ね、少しは読みやすくなったでしょ。
次回は、
【ステップ2:行間を意識する】
についてお伝えします。
あ、ちなみに余談ですが。
わたしは、きょう、とあるお店で、
モーニングを、食べました。
とても、おいしかったです。
もし、お近くのかたで、
興味があるかたは、一緒に、行きましょう。
このように、「、」が多すぎる文は
かえって読みづらいです。
そして、このような文を書く方は
ちょっと病気かも?
と敬遠されてしまうこともあります。
これが参考になるかと。
【文章】読点「、」を過剰に打ってしまうのは病気だった!?【コツ】
「私もしかしたらそうかも?」
と思われる方は、
文章を声に出して読んでみて下さい。
息を吸うところに「、」を入れると
自然な区切りになり読みやすくなります。
ぜひ、やってみて下さいね。