なんて書くと、えらい物騒な話に聞こえますが。
別に何ら大げさなことでは無くて。

そもそも、細胞なんてどれだけ死んで生まれ変わってを繰り返してることか。
もうその回数を考えたらえらいこっちゃですよ。

つまり。
「それは突飛なことでは無くて、誰にでも起こりうる」ということ。

 



で、壊れるの定義は?
ということになるのだけれど。

さて、何だろうね。
敢えて言語化をするとすれば。

本人から見たら、
周りが全く見えなくて、主観と客観、何もかもがごちゃごちゃのぐっちゃぐちゃになっている状態かな。
とにかく辛い、しんどい。
助けを求めたいけど、求めれば求めるほど周りから人が離れていき、さらにどうしようも出来なくなる。
もしくは、そもそも外に助けを求めることすら諦めてしまうか。

他人から見たら、
明らかにこれまでと変わってしまって恐怖を感じる。
会話が成り立たない。
言動がおかしい。
目が怖い。
何かに取り憑かれたのではとすら思える。
等々、「双方向のコミュニケーションが不可能な状態」
かな。

何にせよ。
これは特別なことでは無くて、誰にでも起こりうることなんだ。

私なんて、何回壊れただろう。
地獄の入り口どころか、地獄の一丁目まで行ってしまった事だってある。
それでも、ちゃんと(かどうかは知らないけど(笑))戻って来れた。
だから、大丈夫なんだよ。

ただ。
壊れた状態の人に何かしようと思っても、それはほぼ不可能。
入り口は開けておく。
でも、何もしない。

もし自分に被害が及べば、許すか許さないかはこちらが決めればいい。
犠牲になる必要は無い。


でもね。
そんな状態になっても。
「大丈夫だよ、ここに居ていいよ。戻ってくるのを信じてるよ」
と、自分が自分を信じる以上に自分を信じてくれる人が居れば。

そんな人が居てくれることを信じられていれば。
もし万が一、壊れてしまったとしても。
全てに絶望してしまったとしても。
いつか、前を向いて歩き出せる日が来る。

私はそう、信じている。
そして。
今は、それを信じているから。
きっと、何度壊れたとしても。
また、戻ってこれる。
何度でも何度でも、何度でも。