震災から1週間がすぎ、少しずつ復興してきていますが、
まだ、市内では上下水道の復旧の見通しが立たない状況です。
みんなが、元気をだして頑張らなければならない状況ですが、
頑張りすぎて、疲れて病気になっては困りますね。
臨床心理士の方から、こういうときに読んでもらいたいという
メッセージをいただきました。
NO,1では大人から子供に通じるアドバイスを、
NO2では、お子さんへの具体的な対応方法についてご紹介します
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*不安は体内でアドレナリンを放出し、軽い興奮状態を引き起こします。
これによって、不必要に感情があふれだしたり、いらいらしやすくなったり、
知らぬうちに身体的な疲労が蓄積したりします。
また、「何かをしなければ」という気持ちにもなりやすく、
やたら行動してしまうこともあります。
今はそんな自分に「落ち着いていよう」と声をかけてください。
自分を守るために大切なことです。
自分をこうして守ることが周りにいる人も安心させます。
*テレビはあまり長時間見続けないようにしましょう。
インターネットやラジオに切り替えることを意識してください。
特に子どもには気をつけてあげてください。
こういう時期にアニメや映画をみるなんてと思われるかもしれませんが、
時々はそうしてください。
過去にも、テレビ放映での二次受傷の問題が多々ありました。
涙がよく出たり、妙な罪悪感が湧いてきたり、お腹のあたりがぎゅっとしてきたら
テレビを消したり、違う番組をみるようにしましょう。
*こういう時こそ、「やわらかい心を意識してもつ」ことです。
極端な情報の解釈を人に押しつけたり、偏った情報から「こうなんだ」と
結論を急いだりしないようにしましょう。
前述したように人や状況に腹がたつこともあるかもしれませんが、
今、悪者や敵を作らないように意識してください。
協力しあう仲間だと理解し、多々不手際や不便なことがありますが、
「限界のあるなかで頑張っている」という思いで感謝を忘れないように
こころがけましょう。
なお、コミュニケーションはとても大切です。
テレビをずっとみているよりも、人と会話をするようにしましょう。