私が今住んでいるところは、とても良い感じの田舎です
周りに田んぼや畑が広がり…
なぜか、義両親の畑も、いろんなところにあり…
（勝手に、畑は家の隣にあるものだと思っていました…）
畑は、義父がやっていて、いつも、いろいろな物をいただきます
野菜高騰の折、大変ありがたく…
次は何をいただけるのかしら…なんて、邪な気持ちではなく、どんなふうに、野菜が育つのかを見るために、息子と義父の畑に行きました
すると…
謎の野菜が…
土からニョキっと生えた、枝よりは柔らかそうな、白いちょっと曲線を描いた４．５０センチくらいの棒状の物が、螺旋状に何本か…
中の方は、かろうじて、葉っぱが残っていて、黒い小さな虫がびっしり…
息子が「なにこれー！？」
と、白い螺旋状の棒を触ると、他の部分も一緒に揺れて、その振動で黒い虫が、バッサーと、落ちる
息子、驚いて叫んで逃げる
じーっと見ていると、パッと見ではわからなかったけれど、もしかしたら…
白菜…？
白菜の葉脈だけ残っているとすれば、この螺旋状に伸びた不思議な白いものも、理解できる
隣の畝には、ネットを被った白菜があって、外側はだいぶ食べられているけれど、中は多少無事で、白菜とわかる程度には残っている…
えっ…？
これが、同じ物…？
帰ってきた、主人に聞いてみると、「白菜を育ててるんだけど、１畝だけ、ネットをかけるの忘れたらしいよ」
とのこと…
えっ！？
白菜をそのまま育てると、あんなになるってこと…？
「じゃあさ、お隣さんの畑の白菜、ネットしてないけど、めっちゃ綺麗やんなんで…？」
と、聞くと、
「そりゃあ、農薬やろう…」
と…
農薬が全て悪いとは思いませんし、正しく使えば、人間には害がないのも理解していますが…
使わないとこんな状態になる物を防ぐなんて…と、改めて、農薬のすごさを感じたとともに…
虫って、こんなにすごい食欲なんだ…
と、そちらにも驚きました…