さて…
お久しぶりの劇団四季…
JCSは、たぶん10年ぶりくらい…
(確認していないので、あやしいですが)
とにかく、前回の芝ユダは、もう素敵すぎて、号泣しまくり…
当時、JCSの観劇が2回目だった友人は、
「なんで前回とこんなに違うの〜!ユダがすごすぎて、気の毒すぎて…」
と、泣きながらも大興奮
そうこれが、四季の醍醐味ですよ
この俳優さんが、この役をやります!で売っていない四季は、遠慮会釈なくキャストが変わる…
もちろん、お気に入りの俳優がいる人にとっては、悲しむこともあるのですが…
その時の、キャスト組み合わせによって、観た時の印象がガラリと変わるんです
それだからこそ、面白くて、何度も足繁く通ってしまう…
一言一句、違うことがないセリフなのに、全く違う舞台を観ているかのような新鮮さ
全て、役者さんが役者さんであるがゆえ…
とにかく、いろいろな舞台がいろいろな角度から楽しめます
前回の芝ユダは、熟慮に熟慮を重ね、敬愛するジーザスにできることは、もうこれしかないんだ…
たった一人で、ジーザスのために、(ジーザスの望みを全て受け入れて)全ての業を背負い、死んでいく…
もう、その芝ユダの葛藤、苦悩が伝わり、ただひたすらに、涙して…
4列目のセンターブロックに座っていたことから、芝ユダが泣いているのも見えて、さらに号泣…
私が泣くと芝さんが見えない
と、焦りながら、でも泣きじゃくって観ていました…
とにかく感動〜
さて、今回は、あまりに時が経ちすぎていて、俳優さんも、数人しかわからない…
ジーザス、ユダ共に、たぶん初めましての俳優さん…
一目見て…
とりあえず…
わっかーい
めっちゃかっこいい
でした…
四季って、最近はこんなに若い人が頑張っているんだ…と、一瞬思った私…
違う
私が歳をとったんだ
と、いうことに気付き…
いや、もうね…
おばちゃん、惚れるわ
と、思いながら観ました…
とにかく、ユダが何やっても可愛いし、かっこよくて、エネルギッシュなのよ
そうか、そうか!
頑張って考えたんたよね!
ジーザスが大好きなんだよね!
わかるよ。わかるよ!
そして…
ジーザスについては…
そりゃイライラもするよね…
そうだよね…
あんたも、若いのに大変やったなぁ…
よう頑張ってきたね…
神様、もう、なんとかならんのかな!なにしとるのよ!
みたいな、もう、2人の母親目線…
新たなJCSの扉を開けてしまいました…
これはこれで面白くて…
2人の関係性も、何やら新しく…
友人(50代後半)も、可愛いわぁ
って…
いや、年取るとこんな楽しみ方も増えるとは…
そして、そんな目線で観ていると、マリアがめちゃくちゃよくて
マリアの深い愛情が伝わり、マリアの歌で号泣…
また、ユダが「女よ、なぜ高い香油〜」と歌った時の、ユダの侮蔑の念がこめられた、『オンナ』に対してか、ユダから視線を外して何事もなかったかのように「苦しむのはおよしなさい〜」と、歌い出すところが、もうサイコー
何度も観てきたけれど、こんなに完全な綺麗な意図的なガン無視初めてで…
ユダくん、全く視界に入りませんの…くらいな感じ…
マリア様、最高でございました
あー
もう一度観たい
帰ってから、JCSのCDを聞いていますが、(行く前にも聞いていたけれど…)同じCDなのに、新しく開いた扉のように聞こえて…
人間の耳や感じ方というのは、面白いなぁ…と…
加賀武史さん(CD)のジーザスが、可愛く聞こえる日が来るとは…
感動と余韻と幸せにひたりまくり…
しばらく眠れぬ夜を過ごしそうです
(観劇した日は、久しぶりになかなか寝つけず、息子の手を握って寝ました→握ったらすぐ寝た)