sukiskiの野郎、むしゃくしゃして壁を殴って
穴を開けたとかの噂が、ネット上に広がっていますが
決してそうではなく、バランスを崩した息子の肩が
壁に衝突して石膏ボードに穴が開いた、不可抗力の損傷です。
もう、20年近く、そのままにしてあり、カレンダーで
穴を隠していましたが、たまたま吹き抜け天井の拭き掃除の
その序でに、DIYで直そうと考えて、ただ、ボードを貼って
クロスを貼って直すのは面白くないと言うことで、ニッチに
丁度良い高さの穴なので、速決、段取りを始めました。
あれこれと木材を探して、下の土台の板に厚手の集成材の端材が
あったので、こりゃ良いと使うことにして、3方の周りの板は
12㎜のコンパネしか無かったので、渋々採用しました。
補修用のクロスは、新築時にストックしていた中に、同じ柄の
物があったのでOK!さてさて、DIYに着手です。
住宅の新築の際には、表装師、いわゆる、クロス屋さんに頼んで
余ったクロス(壁紙)を、取って置いて貰って頂いたら良いです。
クロスは余裕を持って仕入れていますので、余る事が多いのです。
ジュースなどを持って、頼むと快く頂けると思います。
現場監督に頼むより、確実に手に入ると思います。トホホ
破損した石膏ボードを、ニッチの大きさで切り取ります。
ギコギコギコとノコギリで切ると、石膏ボードと既存の
クロスの切り口がジャギジャキになりますから、手間は
掛かりますが、カッターナイフで何回か刃を入れて
切り口をスカッとキレイにすると、後の作業が楽になります。
下地となる柱、胴ぶちの部分で切り取っています。
画面の右側は、下部にあるコンセントの配線ケーブルが
あるので、その分の隙間を考えて切り取っています。
底板となる集成材を、穴に合わせて加工して填め込んで
下地の土台となる、胴ぶち乗るように、あれこれと微調整を
しながら固定して、枠板の加工作業に取り掛かります。
天板と側板の角の合わせは、突き付けではなく、丁寧に
45°にカットして天板が落ちて来ないようにしてあります。
仕上げの時には、クロスで隠れてしまう部分ではありますが
木ねじや釘を使わない方法で施工しています。
側板と天板が、カスッと填ると、とても気持ち良いです。
続いて、電気工事に着手です。
電気工事店を呼びつけて、ほらやれ、すぐやれ、はやくやれ
と言うこともなく、心配はご無用、手持ちの資格で合法的に
工事が出来ますので、どうかご安心下さい。
しかも、一種電気工事士なので安心です。トホホ
ここで、想定外の問題が発生!普通の白色のLEDだと
思っていたLEDランプが、光が揺らぐローソクタイプの
LEDであることが、点灯試験で発覚!ヒィ~光が
仏壇チックになっとる~!こりゃいかん!
慌てて引き出しの中を探しても、あるはずの普通の光の
白色LEDが在庫切れ~!困った挙げ句に青色で我慢
急遽、ラブホをイメージしてしまうだろう青色に変更
どう見てもラブフォ、熱帯魚の水槽でも置きたくなります。
まっ、後から気が向いたら取り替える事も可能だからと
作業を続けることにして、いよいよ、クロス貼りに着手
本職のように、パテで下地を作らずに、有機溶剤無使用の
下地処理不要の接着剤でそのまま貼り付ける事にしました。
しかし、あまりにも大変な作業なので、作業に没頭して
撮影することをすっかりと忘れてしまい、苦労している
シーンはありませんのでお許し下さい。
手も接着剤だらけで、スマフォなんて持ったら大変な事に
なってしまいますから、結果オーライの忘れん坊でした。
既存のクロスが汚れているので、継ぎ目が目立ちますが
しっかりと乾いた後に、既存のクロスを洗剤で拭けば
何処で継いでいるのかわからなくなると思います。
どう見ても、熱帯魚を置きたくなる光源・配色ですね。
苦労はしましたが、なんとか、かんとか、完成です。
底板の集成材に、透明ニスを塗ろうかと思いましたが
リアルガチ、有機溶剤使用のラッカー系のニスしか
ありませんでしたので、ホルムアルデヒドはヤバイので
私欲物由来のワックスか、水性ニスでもその内に
塗ろうかと思っている次第でありました。
施工費用は、全て手持ち品の材料なので0円でした。
手間賃は、いえいえ、そんなには頂けませんと
無償のボランティアではなく、趣味のDIYで0円
あまりにもマニアックな趣味すぎますが、人生長く
生きていると、色んな知恵や技術が自然に身に
付くものですよね。
金具多用のDIYも良いけれども、出来るだけ金物や
釘を使わなくても耐久力のあるDIYを目指したい
そう思う人は、きっと腕を上げて行くと思う私です。
地球に優しいDIY、日本の宮大工は神ですよね。
おわり