男ならば誰でも、機械いじりは好きでしょう!
なんて言ったものならば、男だって嫌いな人もいるし
女だって機械いじりが好きな人はいるんだから
コレは差別発言、国際的な大問題ですよ!と
こっぴどく叱られる現代社会ではありますが
まあ、機械いじりは、好きな人はヨダレが出るぐらい
好きですし、嫌いな人は完全否定、手で押し退けるほど
とことん嫌いだし、手がオイルまみれになるから嫌いだわ~!
そんな壊れた機械、邪魔くさいだけだから早く捨てなさい
なんて、目を離した隙に燃やさないゴミやら、粗大ゴミで
捨てられてしまう、悲しくなる人も多いとは思いますが・・・
まあ、壊れていたって宝物、いつかは直して使えるように
してみたいと、ロマンを感じる壊れたり古くなった機械類
今回は、偶々、物置の整理をしていて出て来た古い
チェーンソーのエンジン部分が物置の隅の方から
出て来たので、引っ張り出して、オオ~懐かしいって
何かのスイッチが入ったような音が頭の中で・・・・・・。
20年ぐらい前に、一度、エンジンが掛かるようにしてから
何にも使わないで、そのまま放置されていたものです。
取り敢えず、リコールスターターの紐を引っ張ってみると
ピストンは上下するけれど、擦れるような異音が大きく
しかも、プラグを外して火花を確認しても出ていないので
取り敢えず、バラして見ようと言うことでバラしました。
わっ!バラバラだ~!って驚かないでね。トホホ
単にバラすのは簡単そうに見えますが、コレが非常に
苦労が多い訳で、硬く締まったボルトがあっり、レンチの長さ
形状やサイズが合わなかったりと、試行錯誤の繰り返しで
今は、文明の利器、充電インパクトがあったりするので
力づくでネジやボルトを回すこともなく、楽になりましたよね。
クランクケースが汚い!アルミって錆びるの?って
はい、錆びます、オイルが膜を作っていない部分には
酸化してボロボロになっている局所もあり、削ったり
擦ったりしてキレイにしないとダメだわ!って感じです。
いわゆる、シリンダー内部の目視点検、スリーブにはキズなし
ヘット部分にも特に異常なし、このエンジンはヘットと
シリンダーが一体式の形状なので、長い棒で洗浄を
するしかないのでちょっと手間が掛かりそうですね。
ヘッド麺犬、ラーメン好きの犬ではなく、面研して圧縮を
上げる遊びも出来ず、少し残念ですが、それはそれで・・・・
メカニカルに開けられている穴の数々に、スレッジやら
ゴミやら、化学変化した固形物やらが詰まっていたりして
それも掃除しなきゃダメだわ!的に、目視点検を進めて
肝心のピストンは、ああ、ココが焼き付いていたのねと
撮影はしていませんが、軽く焼き付いた形跡があり
リングを手で回すと、下のリングはクルクル回るけれど
上のリングはピストンに固着して回らない状態でした。
リングを折らないように慎重に外しましたが・・・
やっぱりかい!ポッキリと折れてアチャチャチャチャ~!
ピストンリングあるかなぁ~と、ネット調べで探しまくり
直径はマッチ、しかし、厚みがブブ~
なかなか見付からず、諦め掛けていた「正に その時」
一筋の光が私を照らし、oh~!ベストマッチのリングだわ!
と、思ったのも床の間、もとい、束の間、販売サイトの説明が
片言の日本語で、何だか怪しすぎる!
中国からのお取り寄せ商品らしい!コレは!ヤバそう!
なんて感じで深夜の世界旅行風になってしまいましたので
探すのは後日に延期、次に、イグナイター点火装置まわりの
点検に移ったのでありました。
機械いじりの続きは、また次回にでも・・・
おわり