何処のご家庭にでも生えている、赤紫蘇の葉を使った
誰でも作れる、お手軽、簡単な調味料のご紹介です。
用意するもの
赤紫蘇の葉を適量、多すぎず、少なすぎずの枚数
塩、密閉型ビニル袋(ZIPロックなど)葉の枚数に
合わせた大きさのものと枚数、葉の量に合わせた
ボウル、又は、綺麗なバケツか盥(葉の水洗い用)
葉を並べられる大きさの、5㎜の格子程度の
金網を2枚、若しくは、葉の数の2倍の大きさ
(金網を半分に折ることを、前提とした大きさ)
気合いと、遣る気、大さじいっぱ~い、お玉でも可
作り方
摘み取った紫蘇の葉を、一枚一枚、綺麗に水洗い
希に、葉の裏側に、虫や虫の卵が付いていますから
確認のためにも、番長皿屋敷のお菊さんが皿の
数を数えるかの如く、丁寧に葉っぱを洗ってね。
洗った葉っぱは積み重ねておくと、後の作業が楽
洗い終わった紫蘇の葉に、手で抓んだ塩を適当に
塗してビニル袋に投入して、更に追い打ちを掛けるように
重ねた葉の側面が白くなる程度の塩を塗します。
塗し終わったら空気を出来るだけ出して口を閉じて
冷蔵庫の中に5日間寝かせます。ネムレネムレ~♪
5日間経つと、紫の汁が多く出ているのがわかります。
そのタイミングと、晴れの天気が合致していれば
屋外で、寝かせておいた紫蘇の葉を一枚、一枚
剥がしながら、先に、用意していた金網の上に
一枚、二枚、三枚と、まるでお菊さんが憑依したかの
ように、丁寧に重ねないようにヘンドリックス、もとい
地味な作業、根気強く並べます。
屋外で行う場合は、風のない日、弱い日を選びましょう。
いわゆる、太陽sunの強烈なパワーをお借りした天日干し
風に飛ばされぬように、葉を並べ終えたらもう一枚の
網を上にかぶせて、風で飛ばされないように押えます。
乾かす事、半日、気温と天候に因りますが、バリバリに
乾くまで天日干しをします。
途中で天気が悪くなったり、夜になった場合は、そのまま
建物の中に退避させ、翌日に天日に当てて乾かし切ります。
パリパリに乾いたら、ハイ出来上がり!
密閉できる容器に、葉っぱを入れて乾燥材も
一緒に入れて保存、使う時に葉っぱを出して
クシャクシャって細かくして、納豆に混ぜたり
紫蘇パスタの基として使ったり、用途はたくさんありますね。
納豆に入れて、なんまら~美味いんでないかいと
道産子弁も、思わず出てしまう、うまうま塩紫蘇の葉です。
スッカイのが好きではないので、色出しに酢は使っていません
スッカイの好きな人は、鮮やかな紫色と共に、スッカイのを
食べるのも良いかも知れませんが、パスタにはあまり向いては
いないかも知れませんので、時間のある方は、スッカイのと
スッカクない方の2種類を作ると良いかもですね。トホホ
今日、紫蘇が引き抜かれてしまいましたが、2日前に葉っぱだけ
摘み取っていて、3時間以上をかけて、一連の作業を済ませて
冷蔵庫の中に入れて眠れ眠れしてました。
大きな盥に大量の紫蘇の葉、途中で挫折しそうに成りながら
背後にお菊さんの気配を感じ、見えない力でアシストをして
くれていたのでしょう、大量の葉を仕込む事が出来ました。
時計の針を見ると、草木も眠る丑三つ時なんかとっくに
過ぎていて、相変わらずの遅寝となったのは言うまでもなく
本当に、ヘンドリックス、もとい、地味な作業ですから
根気は絶対に必要だと思います。トホホ
おわり