送風口から火を噴いたら恐いのがヘアドライヤーですが
希に、そのようなヘアドライヤーがあるようですが
殆どが、手入れもせずに長い期間使い続けていて
吸気口などに埃が溜まっていて、それに火がついて
ノズルから火の粉や、火を噴く事象が起こるようですが
今回、我が家で火を噴いた事象は、コードの経年劣化
導線の金属疲労からの断線に伴う、接触不良からの
手元の握り部分付近からの、激しいスパーク
バシバシと音が伴う、断続的な閃光現象でありました。
使用者は私ではなく、家の者でしたが、近くに私もいて
その現象を目の前で見ましたので、直ぐにコンセントから
プラグを抜くように咄嗟に指示をしましたが、使っている
家の者は、スイッチをカシカシと切ろうとしながら
まだバシバシさせているので、違う違う!コンセントの差込を
抜くんだよ~と声のボリュームを少し上げて指示しました。
スパークに因る熱で、コードがショート(短絡)状態になると
まるで、ダイナマイトの導火線のように火が走りますから
相当に危険な状況ではありましたが、短絡には至らずに
断線だけで済み、不幸中の幸いでありました。
ドライヤー本体からコードが出ている直近での断線です。
激しく動き曲がったり戻ったりと、キコキコと動く部分なので
コード被服内部の導線が金属疲労で、細い導線が次第に
1本切れ、2本切れ、3本切れ・・・・最終的にコードに流れる
電流に耐えきれずに、切れ残っていた導線が発熱して
その熱で一気に断線して、コードを動かすたびに
切れた導線がビニル被服内部で接触をして、バシバシと
音を立てて閃光を放ったと言うことでありますよね。
それを続けているとビニルが熱で溶けて、導線どうしが
触れてショートに至り、一瞬でコードが北見、もとい
発火(ハッカ)してしまい、慌ててドライヤーを振り回し
燃えたコードが可燃物に引火して、一気に火災へと
波及する恐ろしい事案となることもあるでしょう。
家事になったら大変なことになりますから、要注意
コードショートの場合には、分電盤のブレーカーが
切れ(落ちる)ないのが普通と考えておいた方が
良いと思いますが、コード短絡でも保護してくれる
安全ブレーカーが分電盤に組み込まれていれば
電源が切れ、コンセントの電気は止まりますが
北見、もとい、ハッカした炎は消えませんので要注意
慌てずに冷静に消火して下さいね。
コード切れで使えなくなったので、不便だろうと緊急出動
クラシアン的・DIYとして修理しました。
切って繋いで出来上がり、中華製なのでヤバイ構造ですが
いつものように使えるよう、修理は完了いたしました。
1200Wの容量なのに、こんなスライドスイッチで良いの?
単純計算でも12Aの電流が流れるんだけど~と
中華の方向を向いて叫んでみましたが、応答は無し!
まあ、中華製の廉価な商品だから良いのでしょうね。
皆様も、高容量な動かす事が多い家電品類から出ている
電源コードの経年劣化には注意してくださいね。
おわり