あおり運転が厳罰化、警察警戒
交通マナー改善期待、運用に懸念
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改正道交法が30日施行され、あおり運転の厳罰化が
全国でスタートした。各都道府県警はパトカーのほか
ヘリコプターも投入し地上と上空の両面から警戒するなど、
取り締まりを強化している。
ドライバーは交通マナー改善を期待する一方、どのように
運用されるのか懸念する声も上がった。
17年に東名高速であおり運転による夫婦死亡事故が起きた
神奈川県では、県警交通機動隊のパトカーや
白バイが首都高湾岸線大黒PAに集まり、
交通指導や取り締まりの出発式を実施した。
19年にあおり運転殴打事件があった茨城県でも、
県警が常磐自動車道水戸インターチェンジで
出発式を開き、取り締まりを進める。