あれやこれやと忙しい毎日、テーブル修理をカバンの中に
入れたまんま失念したら大変なので、忘れる前にアップです。
天板のべニアを切り出して、いよいよ糊付け作業に入ります。
寸法より、約0.5㎜大きく切り出した天板の化粧べニアを
コスコスコスとカンナで削り、本体にスッポリと、キッチリと
スッキリと填まるように、大きさと、切り口を綺麗にするように
微調整をして合わせては削り、合わせては削り・・・・・
工場で機械により正確に切り出されているのだからと
何の疑いも?なく、手放しで信用していた切り口ですが
これがまた、微妙に波を打っていて、やはり、カンナを使い
微調整をしないとキッチリ収まらないのでありました。トホホ
微調整に20分程度が掛かりましたが、キッチリと収まるように
なりましたので、いよいよ、接着剤で天板を固定します。
ポケットから取り出した木工用ボンド~♪
酢酸系のボンドなので、臭いが気になる有機溶剤が
入っていないので、シックハウスとかもあまり気にせず使える
リビングには最適な接着剤だと思いチョイスしました。
ボンドを塗る前に忘れてはいけない、接着面の清掃です。
この木工用ボンドは、水との相性も良く水拭きが出来るので
細かなキノコ、もとい、木の粉も拭き取れるので接着力も
格段にアップしますので重要な作業の一つですね。
水拭きして乾いたら、木工用ボンドを均一に全面に塗ります。
乾きは比較的に遅いボンドではありますが、モタモタしていると
やはりボンドですから、薄く塗った部分の表面から乾いて
きますので、素早く均等にボンドを塗ることがコツの一つですね。
厚すぎず、薄すぎず、ムラがないように均等にがベストですが
この程度の、シマシマのムラ塗りでも大丈夫です。トホホ
天板を乗せて、中央からギュッギュツと押しながら、空気を抜き
角や側面も、しっかりと合わせて、浮き上がらないように重しを
四隅の角を確認しながらボンドが乾くのを待ちましたが
ここでトラブル、べニアが微妙に反ってしまい、エェェェ~ッと
重りの分厚いカタログを追加してみるも、あまり良い感じにならず
あっ!そっか!テーブルを裏返しにすればイイネ!と、
テーブルの自重と、重たい重りプラスでピタッと接着
全ての角と側面がスッキリとフラットに仕上がりました。
接着剤が完全に乾いてから、本体木部の割れなどを木の粉で
作ったパテで補修をして、マスキングを施し、パテで形成させて
無事にテーブルの天板の修理が終わりました。
めでたしめでたし!
おわり