今回の北海道全域での、長時間に渡る全停電で、とても役に立った物です。
地震発生直後?同時?に発生した停電事象、日の出前の真っ暗な中で
即、役に立ったのが、いつも枕元に置いてあるペンライト、そして、ドコモの
超ガラケー、SH-07R、ワンセグが直ぐに見られ、地震情報を入手
停電情報もやがて入って来て、全道規模の大停電であることが判明しました。
帯広市内は、震度4のごく普通の揺れだったので、十勝管内の電力設備に
大きな被害は出ていないのに、停電になるとは他に理由があるはずだと
下手をすれば、長時間の停電になることは避けられないだろうと推測
まずは、水道が止まったら大変だと思い、風呂に水を満タンに貯水
キャンプ道具の20Lのポリ容器2個に飲料用を確保、空きペットボトル
数個にも水を入れて、水道が停止しても数日は大丈夫なようにしました。
揺れが大きくなかったので、プロパンガスメーターの感震装置は動作を
しておらず、普通にガスが出る事を確認、煮炊きはOK、次に、暗い部屋の
日の出までの照明の確保となり、即使える充電式のLED大型懐中電灯で
明かりを確保しつつ、しのぎ、日の出となり懐中電灯の照明はOFFに・・・・
こりゃ~本日は仕事にはならないかもと思いつつ、仕事の準備をしつつ
早朝から掛かって来たHELPの電話、緊急出動をして戻って来てから
こんな時なのだから、緊急対応の為に誰か居ないとと、私はお留守番を
する事になり、そんな中、今夜も停電だろうと夜間のために、緊急で照明を
確保すべく、点灯可能なLEDライトをかき集め、更に、単三電池1個で灯る
簡易ランタンを作ることにしました。

安価だったのでお試しに
ネットで購入していた12V用
の作業灯ワークライト3点と
今ではあまり使っていない
12Vの充電ドリル用の
電池を4個ほど用意することが
出来たので、なんとか明かりは
灯せそうだと安心しました。
さて、簡易ランタンを作ろうと思い、ハンダごてをと思ったら停電なので
使えないとサッと気が付いて、じゃ、電線は、ねじりで接続
収縮チューブで絶縁&補強と言う事で、応急製作する事にしました。
単三電池1本で点灯させられる、1.5V LEDドライバモジュールも
幸い5個の在庫があり、電池ホルダーも3個あったので、即完成しました。

単三型・ニッケル水素を使用
既に、1.5V LEDドライバ
モジュールで使用可能な
ことは、テラ・LEDシリーズで
実証済みで、20mAのLED
ならば、4個並列で繋げる事が
可能なので最高です。

歯を磨く時も洗面所は真っ暗
家には、小さな子供は居らず
暗い部屋を怖がる家族も
居らず、ある程度の照度が
あれば、あまり不便を感じ
ませんので、停電回復までの
辛抱だと・・・・
停電がどの程度、長引くのか
その辺が問題だと感じました。
なので、普段は使わない、充電式の12Vバッテリーの充電が
どの程度されているのかわからないので、フル充電をしておこうと思い
取り出したのが、昨年の冬に作っていた、太陽光パネルでも使える
オールマイティー電源変換装置です。

こちらは、ダウンコンバーター
入力32V~の電圧を12Vへ
変換する装置本体です。
DC24Vが標準のトラッカーが
デコトラ電飾などで12V製品を
使う時に多様しているとかの
そんな感じの装置です。

写真ですが、トランスから
DC24Vを入力させ、13.1Vに
電圧を降圧、12VのDC-AC
インバーターに接続をして
AC100Vを取り出しています。
無負荷時、テスターの表示は
77.4Vを示していますが
負荷を接続すると、102Vまで
電圧が上昇する事を、制作時に確認をしております。
写真のトランスを太陽光パネルに置き換えて、DC32Vを入力
DC12Vインバーターから100Vを取り出して、12V充電式ドリル専用の
充電器をインバーターのコンセントに差し込み、充電器が動作するか確認
ちゃんと動作しましたので、電池を4っ全てを太陽光でフル充電しました。
電池の充電が切れれば、翌日の日中に充電が出来る体勢も
整いましたので夜間の照明の心配はゼロになりました。
偶々、ポケットの中に入っていた、産業用の太陽光パネル2枚ですが
その2枚を並列で接続し、曇りでもある程度、安定した出力を確保が
出来るようにと、ちょいとばかりの工夫なんてのも施したりしました。
地震の日は気温も高くて、汗ばむ気温だったので、夕方にシャワーに
入りたいな~と思いつつ、あっ!停電だからボイラーも炊けないので
水風呂かシャワーかな?なんて思いつつ、発電機でボイラーを使おうかと
思いつつも、災害時なので、1日2日ぐらい風呂やシャワーを我慢しても
ぜんぜん問題はないと気持ちを切り替え、いつ来るかわからない
緊急出動に備え、自動車用の携帯充電器を、充電式ドリルの電池に繋ぎ
バッテリー切れの心配もなく、ワンセグ見放題になっていた私でありました。
なんで、山があんなに広範囲に崩れているのだ、これは大変なことが
起こっていると額に3本の黒い線がハッキリと出ていたと思います。トホホ
亡くなられた方々のご冥福をお祈りしつつ、まだ行方不明となられている
3名の方々の早い救出を心からお祈りいたしております。
今日は、雨の量も多く、救出活動をなされている方々も、二次災害などに
巻き込まれないように、安全に慎重に捜索活動にあたられますよう
お願いしますと共に、お疲れの中、本当にありがとうございますと
心から御礼を申し上げます。
おわり