先日、頂いたヒメマスの燻製の試食レポです。 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

阿寒町のカレー&スモーク プリシードのマスターから頂いた

ヒメマスの燻製を、わざわざ送って下さり、試食させて頂きました。

イメージ 1桜のチップで燻されて

正に、美しいゴールドの魚体に

輝くヒメマスの燻製であります。

一匹を丸ごとスモーク

とても、高級が感溢れています。


下ごしらえして、ある程度の時間、ヒメマスを干してからスモークされたとの

ご説明を聞いていましたし、グリルかオーブンである程度、火を通してから

食すようにとご指示があったように、身は、ソフト仕上げになっていました。

火を通す前に薫りを嗅いでみると、正に、桜のチップの甘く、そして酸味も

仄かに感じる良~い香りがして、指示を無視してそのまま摘もうかなと

思っていたら、仕事から帰ると家の者が、既に、調理済みでしたので

焼く前の味見は出来ず、焼いた後の試食になってしまいました。トホホ

イメージ 2画像のピントが甘すぎですが

グリルで火を通したので

顔と尻尾が、やや焦げて

真っ黒けになっていますが

火の通り具合は、良い感じです。

香りを嗅いでみると

優しい燻製の香りがしています。

見た感じは、焼き魚風に

なっていますね。


イメージ 3
火を通した後の顔です。

魚釣りをする方ならば

顔の特徴から、トラウト系で

あることは一目瞭然でしょうね。

さすがに、燻製後では、魚種を

特定することは難しいかもですが

ヒメマスと前もって聞いていれば

食欲もマスだけあって増しますね



イメージ 4
火を通した後でも、身は柔らかく

例えて言うと、一夜干しの

コマイを焼いた感じでしょうか?


骨と身は、綺麗に分かれます。

皮は固く、身から素直に剥がれ

食べやすい感じになっています。

さて、身の味見です。

一口食べ、美味いと感じました。



塩加減も丁度良い感じで、スモークの香りも流石、燻製職人だけあって

身に、しっかりと桜のチップの香りが強すぎず、弱すぎずの、正に、絶妙な

感じで付いていますし、食べて美味いと感じる逸品に仕上げられています。

ちょっと一手間、焼きの工程がある、至極の時間を味わいたい時の

酒のつまみには、正に、料亭の料理の雰囲気となる、最高な身の仕上がり

ではありますが、酒飲みが自分で調理することは、ないかも知れませんので

日常的に簡単に酒のつまみとして味わうのは、ちょっと無理がありそうです。

不精者でも直ぐに食べられるように、乾燥を強くして、火を通さなくても

そのまま、皮を剥いて食べる仕上げの方が良いのかも知れませんが

ヒメマスは希少な魚ですし、高級魚でから、やはり、いつもと違う雰囲気で

高級感を味わう、今回の身のかたさでも良いのかも知れないですし

味は最高に良いので、身のかたさや形状など、食べる場面と人を

限定するなどして、仕上がり具合の、研究と一工夫が必要かもですね。

子供とかも気軽に口に入れられるように、かためにした

ヒメマス燻製ステックとかに、加工するのも良いかも知れませんね。

イメージ 5
貴重なヒメマスの燻製を

完食させて頂きました。

綺麗に、ほねかわずえもん

もとい、骨と皮だけにして

有り難く命を頂きました。

手間がかけられた、非常に高価なヒメマスの燻製を送って下さった

阿寒 カレー&スモークのマスター、本当にありがとうございました。

レポートが非常に遅くなりましたが、味はバッチリ、季節限定の

阿寒名物になるのは間違いないと、私は食べて実感を致しました。

採卵後のヒメマスも、しっかりと有り難く有効に利用する事は大切ですね。

命を有り難く頂き、感謝をする心を人は大切にしなくてはいけませんね。

もともと水分が多い身のヒメマスですから、身をかたくするには乾燥の

手間が多く掛かるので、生じゃなくてはのポリシーを捨てて

寒い冬とかまで冷凍保存されて、加工するのもコスト面では有効かもですね。

温風乾燥ともなると、電気料金も掛かりますし、炭だと火力調整や維持も

酷く手間が掛かるので、単価が上がってしまえば、庶民には手が届かず

手にとって眺めるだけになっちゃうと、勿体ないぐらい美味しい燻製です。

ヒメマスと言えば支笏湖が有名ですが、阿寒湖でヒメマスが養殖されて

いるとは、全く知りませんでしたが、阿寒湖産のヒメマスの知名度を

上げるためにも、マスター頑張って下さいね。

こんなリポートになってしまいましたが、どうかお許し下さい。トホホ

おわり