街角で何かの仕事をしている人を見かけると、近寄って行って
「 ねぇねぇ~ おじさん なにやってるの~♪ 」と、聞くと、たいていは
「 子供は危ないから あっちに行ってなさい! 」と、数多く言われていた
昔から、好奇心の強い子供だった私でありますが、そんな好奇心は
大人になっても衰えはせず、相変わらず疑問に思ったり、興味を持った
ものに対して、それが何なのか、その仕組みはどうなっているのか
そうなる原因はどこにあるのか等々、兎に角、知りたくなる悪い癖が
いつでも出てしまう、相変わらずの子供の頃のまんまの私です。トホホ
今回は、充電式ドリルの充電電池パックが、何故に充電不可能になり
使い物にならない、お釈迦になってしまうのかを調べたくなったので
取り敢えず、バラシ、即ち、分解をしました。
メーカーの注意書きには、絶対に分解しないでくださいと書いてありますから
分解をしてはいけない物であることを認識していますので、とうして分解を
してはいけないのかを、文献などにより詳細に調べて、分解することにより
環境汚染物質や有害物質が出ないことを確認し、また、分解すると破裂したり
爆発などを起こす危険がないかを確認して、分解に伴い注意する点を
十分に把握し理解し、更に、一般の人が容易に分解が出来ないようにされた
特種な形状のビスや部品を、安全かつ正確に分解することが可能となる
測定器や工具を揃えた上で分解を実施する訳でありまして、あのスキスキが
やっているのだから、自分にも出来るのではと、安易な考えで決して真似を
しないように、口が酸っぱくなるぐらい、注意、警告をしますのでよろしくです。
知識もした調べもせずに、安易に真似をする人が出ると非常に困りますので
分解をする手順などの画像はアップしませんので、どうかご理解下さい。
なぁ~んだ、分解方法がアップされていないのか!つまらないやと思う人は
このまま記事を閉じて貰っても構いませんので、戻る、×をクリックして下さい。
ああやって、こうやって分解をすると、下記のニッケル水素電池が出て来ます。

充電不可能になっている
電池パックですから
一つ一つの電池は
電気が貯まっていない
空の状態でありますが
充電電池の特性上
自然に発電をしたり
完全に使い切りをされず
僅かに電気が残っている
ことがありますから、それを
踏まえて、電池が生きているか、死んでいるかを調べることにしました。
ひーふーみーよー全部で10個、1.2V×10=12Vのバッテリーパックで
あると、何も考えずにパッと気が付いた人は、それなりの知識がある人なので
思わず抱き寄せて、ハグとか、片手を出して握手をしたくなる私であります。
テスターを片手に、まるで、番長更屋敷の、あの、お菊さんのように・・・
一個、二個、三個、と言いながら、次々に電圧を測定しました。
そして、七個目を測定した時に!電圧がゼロを示し、しめしめとなりました。
ここ、此奴が犯人か!まだ、推測の段階、いえいえ、階段ではありません
段階ですのでお間違いなく、7個目を0.00Vとマーマングして、残りを測定
すべての測定が終わり、推測不良セルは、7個目の一つだけでした。
そこで、不良ではなさそうな電池セルに、電圧3.3Vを極短だけ時間加えて
テスト充電をし、電池セルの電圧を測定したところ、ほんの僅か10秒で
電圧1.23Vまで上昇していることがわかりました、そこで次に、不良だと
思われる電池セルに、同じ条件で充電をしてみると、電圧上昇はなし!
0.00Vのまんまですから、真犯人確定と言う事になりました。
10人のグループで、わりぃ奴はこの一人みたいな、組織全体を社会全体を
ダメにしている、極悪非道な公務員の天下り問題みたいな電池セル野郎を
とうとう、ひっ捕まえましたので、№7は、廃棄処理工場行きが決定です。
残りのセルは、まだまだ使えるので、これから何に使おうか考え中です。
1個が、1.2Vですから、2個直列で2.4V、3個直列で3.6V・・・・
この3.6Vと言う電圧は、何となく使い勝手が良い電圧だなぁ~
なんだか魅力的に感じるな~と思った人は、いわゆる、マニアでしょうね。
私にも、おそらく、そのような同じ血が流れているので仲間だと思います。トホホ
利用できるのは9個、最大10.8Vまでの出力電圧は可能ですね。
ただ、あくまでも使用回数が多い充電電池ですから、充電の能力が下がって
いますので、どのぐらいの電力が取り出せるかが、課題になりそうです。トホホ
電池の能力次第ですが、LEDの点灯とか消費電力が少ないものに
使用とか、1.2Vのボタン電池で動く機器を改造して、ロングランとか
多種、多様性はありそうですね。
おわり