充電式ドリルのコード化・DIY | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

充電式ドリルのコード化、昨日は、文字だけの説明でしたが

本日は画像もアップして、その作業内容をご説明いたしますね。

イメージ 1
いわゆる、9.6Vの

買った当時は、最新式

今となっては、こんなの

まだあるの~と、言われる

年代物の充電ドリルです。



2個ある電池パックも完全に寿命で、充電器に差し込むと、充電不可能の

黄色いランプが点灯してしまい、復活の見込みがなしなので廃棄処分です。

イメージ 2
この種の電池はリサイクルが

義務付けられているので

取引のある業者に、リサイクル

処分を依頼しますが、処理料金は

いつもならば、なんだか協会だとか

得体の知れない、天下り組織の

資金源にされる処理料金の類ですが

珍しく無料なので、ほんと助かります。


写真を見て貰うとわかりますが、ナショナル時代と言う、若い人達には

なんじゃそれ!中国の二流メーカーですか?えぇぇぇっ~知らないと言われて

しまうかも知れない、古い・新品の表示器トランスを電源にして、白いコードを

1次側の端子に接続する事により、AC100Vから二次側の電圧AC12Vに

電圧をドロップさせられますので、二次側の端子に使用に耐えられる電流の

高容量のブリッジダイオードを、コーヒー・ジョージアのアルミ缶を切って

短く詰めたケースの内部に、ビスナットでしっかりと固定して、はんだ上げで

接続して、充電部をビニルテープで絶縁をして、直流側にドリルに繋がる

キャプタイヤケーブルをはんだ上げをして、ドリルにDC12Vを供給します。

イメージ 3

充電ドリルの形を見て

もらうと、わかりますが

バッテリーが接触する

端子部分が奥の方に

取り付けられています。


これがまた、銀色にピカッていましたので、はんだ上げが不可能なステンレス

だったらどうしようと一瞬、思いましたが、はんだごてを入れて、試したところ

はんだがスゥ~ッと乗ったので、これは幸いなことだと、よろ昆布私でした。

真鍮板にメッキがされ、銀色にピカッていたので作業は楽かと思いましたが

これがまた、めちゃ狭いスペースで、コードが太い事もあり、線を押さえながら

はんだごてを挿入して、まるで、神の手を持つ外科医のように、はんだ付けを

しなくてはいけなかったので、非常に苦労しましたが、無事に2本の線を

焦がすことなく、溶かすことなく、しっかりと給電部分に接続を完了させました。

イメージ 4グイグイと引っ張っても

ビクともしない、完璧な

はんだ上げを確認して

ストラップを止める金具に

インシュロックを使い

キャプタイヤケーブルを


がっちりと固定させて、ドリルを使っている時に、接続部分に無理が

掛からないように処置をしていますので、この辺も安心設計にしています。

これで完成となり試運転、昨日のブログ記事のようなトラブルもありましたが

さて、手軽に使うには、置く場所のスペースをとらないように、やはり収納も

コンパクトにしなくてはいけませんから、既存のケースに全てを収めなくては

いけませんから、ココは、作る前に粗方寸法を測り、収まることを確認しつつ

完成したら、実際に、全てが収まるかを確認しなくてはいけませんので

イメージ 5
ケースの汚れを清掃して

全てが収まることを

願い、まずはトランスを

予定の位置に収納し

整流ユニットを収め



本体を定位置に収めて、コードを収納すれば、もう完璧です。

イメージ 6
どうですか?

まるで、計ったかのように

スッキリと、ピッタリと

全てが綺麗に収納する

ことが出来ました。



イメージ 7はい、フタを閉めて

パチンパチンと

フタを止めて出来上がり

これで、どこにでも

置けますし、置いても

邪魔にはなりませんね。


アルミ板やプラ板、木材の下穴とか穴開けとか、ちょっと穴開けがしたい

ちょっと、ビスをもみたい、緩めたい時も、サササッと取り出して

ササササッと片付けられて、正に、痒いところに手が届く感じのアイテムに

大変身をした、使えないコードレスドリルが、使えるコード式ドリルとなって

これからのホビーの友となり、頑張ってくれると思いますので良かったです。

こんなおバカな事を考えて実行する人は少ないと思いますが、電池パックの

電池を交換するよりも安上がりなので、部屋用に使いたい人はこのような

再利用方法もあったりしますが、あくまでも、改造品ですので、どのような

事態になっても、全て自己責任で真似て作って下さいますように

くれぐれもお願い致しますと共に、100Vの端子で感電をした、はんだ付けが

甘くて接続部分が熱くなった、はんだが外れてショートをした、コードが細くて

発熱をして熱でドロッと溶けて、コード短絡が起きて火が走ったとか

本体とか、コードとかから火を噴いた、トランス容量が小さく、長時間使って

いたら異常な発熱をした、トランスから煙が出た、火を噴いたなんて事故も

考えられますので、まずは、製作するには、しっかりと電気の基礎知識を

習得して、実技の、はんだ付けも、しっかりと練習をしてから作って下さいね。

電池パックの中の電池を取り外して、電源コードを内部ではんだ付けする

方法もありますが、敢えて、軽くコンパクトにしたかったので、私は本体に

コードを直付けをチョイスしました。

おわり