疲れた疲れたと言っても始まらないので、疲れを忘れるために
古い9.6Vニッカド電池の、充電式ドリルのコード化に着手しました。
今回は、写真はアップしませんが、その内にしますのでよろしくです。
まずは、交流100Vを9.6Vにして、直流にしなくてはならないので
ダウントランス探しから始めましたが、20年ぐらい前に買って
そのまま使わずに眠っていた、新品の表示器用トランスがあったので
電圧を見ると入力が100V、出力が、24V、12V、8V、6Vの4Way出力
9.6Vはないけれども、12Vが使えそうなので、これを使用することにして
次は、交流を直流に変換するブリッジダイオードを探すと、あったあった
高容量の物がありましたよ、古い中古品ですが、まだまだ使えます。
0.75sq×2芯のビニルキャプタイヤも用意して、ブリッジダイオードに
はんだ付けをして、トランスの二次側端子に結線をして、トランスから
100V電源コードを出して、充電ドリルの電池を外し狭くて奥まった所にある
電池が接触して通電される金属板に、キャプタイヤケーブルをはんだ付け
これが狭くて大変だったけれど、何とか無事に作業が終了しました。
直流電源の+-の確認と配線チェックを終わらせてから、電源コードを
コンセントに差込み、いよいよ電源投入、ドリルのスイッチをON、えっ、ON
えっ!回らない、なんで?と、トランスに組み込まれているガラス管ヒューズ
2Aを確認すると、あっ!切れている!うひょひょ~、2Aで足りないなんて
いったいなんアンペア流れるのか、では、電流計を繋いで計ってみましょう。
えぇぇぇぇぇっ、起動時に約5A、安定時でも4.3Aジェジェジェ!
トランスの定格容量を超えていますので、ヒューズが切れて当たり前ですね。
まっ、鉄心コイルのトランスだから、少々の無理は利くので、ヒューズを
5Aにして、短時間使用の仕様にすれば、ちょっとした穴開け、アルミ板に
3.5mm程度の穴開けが数カ所ならば、使えるだろうと安易に判断をして
ヒューズを取り替えて、電源を再投入、ドリルのスイッチをON、ビュュュ~ン♪
少々力無い回り方ですが、動きましたのでこれで良し、長時間の運転は
絶対にしないように、簡単な穴開けや、ネジの取付取り外しように
完全なホビー用として使うことにしました。
これでもう、ちょっとした穴開けの時に、あっちに行ったり、こっちに来たりせず
サササッと、何でも作ったり、直したりが出来るようになりました。
めでたしめでたし~、使えない充電式ドリルを復活させて満足な私です。
買った時は高価でしたから、さぞかし充電ドリルも喜んでいることでしょう。
あっ、もうこんな時間、お腹がすいたし、そろそろ閉店にします。
シャッターガラガラ♪
おわり