12日から制裁金支払い=漁業者に1日49万円―諫早干拓
時事通信 6月11日(水)16時12分配信
国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防排水門の開門をめぐる訴訟で、
開門しなければ原告の漁業者49人に1日当たり各1万円、計49万円の制裁金を支払うよう
佐賀地裁が国に命じた決定の猶予期限が11日で切れ、国の支払い義務が12日から発生する。
法務省によると、国が裁判所の決定を守らず制裁金を支払うのは初めて。
農林水産省は、訴訟などの賠償責任に備えて計上している賠償償還費
(2014年度は約5億5000万円)を使い、支払う。
漁業者らは制裁金を集めて基金を作り、有明海再生の調査・研究に充てるとしている。
同事業では、干拓により漁業被害が出たとして、佐賀県などの漁業者らが開門を求め提訴。
これに対し干拓地の長崎県の営農者らが、開門差し止めを求めている。
制裁金の支払いについては、福岡高裁も佐賀地裁決定を支持。
国は最高裁に抗告したが、支払いの執行停止は猶予期限までに認められなかった。
他方で国は長崎地裁から、開門すれば1日49万円を支払う命令も受けており、
抗告で変わらない限り開門してもしなくても制裁金を支払わなければならない事態に陥っている。
最終更新:6月11日(水)16時13分
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裁判所の命令を聞かず違法な行為を続けての支払いなのだから
国庫からは、びた一文も出してはいけないので、官僚達の財布から
私費で、1日あたり、49万円を支払わなくてはいけないのである。
開門してもしなくても、官僚達は、私費がどんどん減り、損をする訳である。
国策の名を借りた、極悪事業、変な潮受け堤防排水門を作るから
このような事態になる訳で、いわゆる、公務員(農水官僚)達が当たった
自業自得のバチなのであろう。
おわり