会社に戻ると、風除室、えっ、その風除室ってな~ぁに?と
本州の方々は、首を傾げる言葉、名称であると最近になって
私は知りましたが、玄関に入る前に風除室と言う部屋があり
主に、冷気を玄関の中に入れない為の、主に、引き戸サッシで
仕切られた部屋と言うのか、玄関に入る前にある前室でありますが
風除室がある建物は、本州では大きな建物以外、寒冷地域や
北海道独特の建物の構造であるらしいのですが、北海道では普通に
ありますから、そこが視野の狭さ、世間知らずの盲点になっていた訳で
まあ、風除室の話はココまでにして、風除室に入るとの続きからですが
ブゥ~ン、ブゥ~ン、ブブブンブ~ンと低い音がしていて
それから、直ぐに、タンタンタンと窓ガラスを叩く音もして
野郎、これはハチだなと、直ぐに気付きましたが、見ると中肉中背の
毛むくじゃらで、黒と黄色のラインの、鬼太郎のちゃんちゃんこを
着ているようなハチなので、マルハナバチだと直ぐにわかりました。
マルハナバチは温厚なので、滅多に人を刺さないと知っていますから
手に乗せて風除室の外に逃がしてあげましたが、なんて言う名前なのか

私は、昆虫博士でも
タンポポ博士でも
ありませんので
正式な名前を
調べようと思い
ネットで後から
調べてみて
じぇじぇじぇ!
お尻が白いのは
なんと!外来種の
お尋ね者のセイヨウ
マルハナバチである
ことが判明して
一気に、背中が
ズドンと重くなり
十字架を背負う
羽目になりました。
しかも、セイヨウマルハナバチには、法律で定められている罰則があるようで
思わず、犯罪に荷担した犯人の心境になり、部屋の明かり消して
警察が来ないかと窓からこっそりと外を覗いて、隠れてしまいましたが
ヤバイ者に関わってしまったなぁ~と、後悔先に立たず虫助けも時に
犯罪になるのだなと実感を致した次第であります。
セイヨウオオマルハナバチは、平成18年9月1日、外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定され、
原則として、本種の飼養、運搬、保管等が禁止されました。
ただし、トマトの受粉など農業に利用する場合には、外来生物法に基づく飼養等許可を受け、
引き続き使用することができます。
詳しくは、環境省北海道地方環境事務所野生生物課(011-299-1954)にお問い合わせください。
まっ、ハチを扱う農業者でもなく、その辺の単なる市民がしでかした
善意の行動からの犯罪と言う事で、警察官も多めに見てくれると思いますが
上の法律を見ると、誰かが刺されたらと思い、緊急避難的に逃がす行為は
罪に問われないようなので、、今は、部屋の明かりを付けて
パトカーが通っても隠れもせず、安心をしております。トホホホホホッ♪

まっ、それにしても
ハチには罪はなく
金儲けのために
日本に連れて来た
ハチ浚いとも言える
業者が悪い訳で
学者やら農業者の
無知さが日本国の
在来種を駆逐する
羽目に晒した訳で
いわゆる、金に目が
眩んでしまい
後先も考えない
軽率な行動をした
その結果が招いた
憎まれ役になった
セイヨウマルハナバチの
悲劇ですねぇ。トホホ
内田ザリガニとか、ルビナスとか、外来種が日本古来の在来種を
駆逐し絶滅の危機に追いやっている訳でありますから
多くの日本国国民も、外来生物法を熟知して、守らなくてはいけませんね。
今日は、ひょうたんからマコが出てきた、驚くべき話になりましたが
え~っ、マコちゃんが出たの~と、指摘を受けて、慌てて、コマと
言い直すズルイ私ですが、虫助けも程々にしないといけないのかなぁ~
なんて、思い直した私でもありました。
おわり