珍しい所の震源 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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平成23年08月22日09時10分 気象庁発表
22日09時07分頃地震がありました。
震源地は十勝地方中部  ( 北緯42.7度、東経143.3度)で震源の
深さは約20km、地震の規模(マグニチュード)は4.7と推定されます。
各地の震度は次の通りです。
なお、*印は気象庁以外の震度観測点についての情報です。

北海道  震度4  浦幌町桜町*
       震度3  南富良野町役場* 新得町2条*十勝池田町西1条*
             豊頃町茂岩本町*本別町北2丁目 本別町向陽町* 更別村更別*
             十勝大樹町生花* 広尾町西4条*釧路市阿寒町中央* 釧路市音別町本町*
       震度2  函館市新浜町* 中富良野町市街地*
             南富良野町幾寅 浦河町潮見 浦河町築地*
             様似町栄町* えりも町目黒* 鹿追町東町*
             足寄町上螺湾 足寄町南1条* 帯広市東4条
             帯広市東6条* 音更町元町* 士幌町士幌*
             十勝清水町南4条 芽室町東2条* 幕別町忠類明和
             幕別町本町* 幕別町忠類錦町* 中札内村東2条*
             十勝大樹町東本通* 広尾町並木通
             釧路市音別町尺別 釧路市阿寒町阿寒湖温泉*
             釧路町別保* 標茶町塘路* 白糠町西1条*
 
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なに寝ぼけた事を、今更と言われる、なんだか5日も過ぎている
 
8月22日の地震の話になりますが、この地震は、近年に於いて
 
非常に珍しい場所で起きた地震なのかも知れません。
 
珍しいと言っても、近年では珍しいだけで、過去には地震が起きている
 
今後30年以内に、大きな地震も起こり得るだろうと、研究者達が予測を
 
している活断層帯が、しっかりと存在しているようです。
 
下記のリンクは、グーグル地図、短縮URLです。
 
 
いわゆる、過去に活動をした事のある、地震の巣とも言える
 
「十勝平野断層帯」の幕別台地付近で活動した地震であるのでしょう。
 
すなわち、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震で
 
日本列島が大きく歪んだ影響で、この活断層が動いたのでありましょう。
 
今後も、この活断層が連続して動き続けるのか、暫く眠るのかは素人の
 
私には全く分かりませんが、十勝では大きな地震が起きる可能性が
 
高くなっていると、地方自治体の発表からも良く聞きますし
 
今後も井戸水が枯れたとか、反対に増えたとか、烏が急に消えたとか
 
体調が悪くないけれど、めまいがするとか、耳鳴りがするとか
 
頭が重いとか、飼っているペット、家畜の様子がいつもと違うとか
 
普段とは違う何かの兆候を感じる、宏観現象が認められた場合には
 
なるべくエレベーターを使わないとか、防災グッツを確認するとか
 
家族が出かける時には行き先を聞くなど、普段よりも注意をするなど
 
自らの生命と家族を守る為に役立てると良いのかも知れません。
 
海岸にいる時には、大きな地震が来たら、「てんでんこ」を守り
 
ふぅふふふぅ~♪なんて感じでのんきに鼻歌を歌っては駄目です。
 
道路が混むと分かっていたら、自動車に乗って逃げないのも重要です。
 
今、TV良いとこなんだよな、これ見てから逃げるわ、なんてのもダメ
 
暫く待っても津波が来ないから、家に帰るのもダメ、津波警報が解除に
 
なるまでは避難した高台からは、家には戻らない事が大切です。
 
津波は引き波の後に来る、これも、完全な迷信ですからダメです。
 
内陸部の人は大きな揺れがあった場合には、あまり慌てずに
 
テーブルの下に逃げ込むか、クッションや座布団で頭を守るとか
 
落下物や倒れて来る物の近くには寄らず、地震の揺れが収まるのを
 
やり過ごし、被害が甚大な場合には、ガスの元栓を閉めて
 
(殆どのガスメーターには耐震装置が内蔵していますが、念の為)
 
停電になっていたとしても、電気のブレーカーを全て切りにしてから
 
安全な避難場所に移動するのがベストだと思います。
 
なぜに停電なのに、電気のブレーカーを落とすのかと言うと
 
停電が復旧した時に、誰もいない室内で勝手に、オーブンやアイロン
 
電気ストーブなどのヒーターの電源が入ってしまい、火事になったり
 
水道が出っぱなしになったり、配線がショートしていて通電する事で
 
そこから火が出たり、思わぬ二次災害に遭わぬ為の処置であります。
 
避難する時には、近所に声を掛けて逃げ遅れている人がいないか
 
確認する事も忘れてはいけない事だろうと思います。
 
普段から自分が避難する場所を調べておく、家族が外出をしていて
 
別れ別れになったら、何かがあれば集合する場所を決めておくとか
 
大地震の場合には、携帯電話の復旧にも時間が掛かります。
 
それでなくても地震の揺れ直後は、余震もあり不安が募りますので
 
安否確認がスムーズに行くように、家族に共通する集合場所があれば
 
そこまで行けたならば不安の種は一つ減り、被災後の次の事に向かい
 
家族全員で進む事が出来るのではないかと思います。
 
おわり