3気圧から1気圧 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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2011年3月15日14時02分  読売新聞)web記事より掲載
 
東電によると、2号機で破損した圧力抑制室は、格納容器内の
蒸気圧が高まった場合に、圧力を逃がして下げる機能を持つ。
 
 爆発によって、3気圧から1気圧に低下した。
 
 2号機の原子炉内は14日に著しい水位変動を繰り返して、
燃料棒が2度にわたって完全に露出しており、
一時的に空だき状態になっていたとみられる。
 
 原子炉の水位は改善傾向にあるが、燃料棒は午前6時30分現在、
2・7メートル露出した状態になっている。
 
格納容器本体の圧力は7・3気圧で変化していない。
 
 圧力抑制室は放射性物質の混じった蒸気と
水が入っており、原子炉建屋上部に生じたすき間から、
放射能を帯びた蒸気が流れ出た懸念がある。
 
 爆発直後には、同原発の敷地周辺の放射線量が
毎時969・5マイクロ・シーベルトを記録したため、
原子炉への注水作業に関係のない作業員らを退避させた。
 
 同原発の正門前では同日午前10時15分、
一般人が1年間に浴びてもいい放射線量の8倍を超える
毎時8837マイクロ・シーベルトを観測した。
 
 計6基の原子炉がある同原発は地震後、運転中の3基が自動停止し、
1号機と3号機は水素爆発を起こして原子炉建屋が破損。
 
1~3号機では原子炉内の核燃料棒が露出した。
 
2011年3月15日14時02分  読売新聞)
 
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この時に、圧力容器に穴が空いたのだろう。
 
燃料棒に触れた海水が、次々に外部に漏れていると
 
首相官邸に連絡が入っている筈だろう。
 
地震発生後、ニュースから原発事故の一方が入り
 
事故の程度としては、放射性物質を含んだ水蒸気を
 
ドライブロー(ベント)を繰り返し行い
 
放射能を撒き散らしつつも、注水を続行する事により
 
炉心温度を回復をさせ、やがては最大の危機を逃れると
 
思ったが、このニュースを聞いた時に
 
もう、はじまっているからねと、声が聞こえたのでした。
 
そんな中に、学者が昆布を食べていれば大丈夫だとか
 
レントゲン1回分の1/3だとか、必要もないのに強制的に
 
レントゲンを受ける人がいるのかいと、言いたくなる訳の
 
分からない事を発言していたり、これぐらいの放射線量だと
 
全然安全で、全然逃げなくても絶対に安全だと、超安全な
 
スタジオの中から、住民達を引き留める声を発していたり
 
いるんな学者がいろんな事を言って、某放送局の原子力に
 
詳しい山崎記者までもが一緒になって、うんうん、安全
 
安全だと口を揃えて言っていたり、そんな中、気が付いたら
 
役人達は、恐怖におののき事故現場から、ソッコウ逃げ出し
 
撤収をしていたりと、何とも笑える姿を晒していたのである。
 
爆発によって、3気圧から1気圧に低下
 
このことがなにを意味するのかは
 
分かる人は既に、現在の状況になるのは分かっていただろう。
 
仮に、小さな穴が上部に空いていたら、大量の水を強い圧力で
 
注入し続けたら、必ず、水位は上昇するが、下部に穴があると
 
熱く熱せられた水蒸気が、上部に溜まり、圧力を掛ければ
 
掛けるだけ、圧陸容器内の圧力が上がり、水を幾ら注入しても
 
水位は上昇しない事が起きるのだろう。
 
従って、第二の砦でもある、格納容器ごと水没させて冷却と
 
作戦が変更された中、遂に、外部へ大量の水が漏れだし
 
格納容器ごと圧力容器を水に浸し、燃料棒を冷却する手段は
 
完全に失われてしまい、さて、次に気になるのが
 
現在の圧力容器内部の燃料棒を冷やしている水位は
 
どのぐらいなのだろうと、その辺が知りたくなるのである。
 
核分裂を防ぐホウ酸の量は足りているのだろうか
 
核分裂が進み、中性子線は出ていないのだろうか
 
などと、心配の種は尽きない訳であるが、大量の汚水を
 
再び、原子炉内に送り込み、循環させるのが良いように
 
思えるが、そうなると蒸発する水分で、核物質が凝縮され
 
ドライベントで出される水蒸気の、放射能濃度が高くなるから
 
それも現実的には無理なのだろう。
 
海水に混ぜて捨てていたのもバレ、八方塞がりの原発事故
 
北海道電力の社長は、計画通りにプルサーマルを実行すると
 
強気の発言までする始末、あの人の頭の中は、どうなって
 
いるのだろうと疑問に思えるし、もう、終わっていると私は
 
強く感じるのでありました。
 
幾ら、巨額の金を泊原子力発電所に投資していると
 
思っているのだ!金儲けの為ならば、日本国民、道民の多くを
 
犠牲にしても良いのだと聞こえる、廃炉を考えずに原発事故を
 
肥大させた、あの東京電力の社長と瓜二つ、同じ人物の陰に
 
重なる北海道電力社長の発言に、驚きつつ、そう、しっかりと
 
私には届いたのでありました。
 
隠して隠して最後には、日本国政府に事故を収拾する事が
 
出来ませんと泣きつく姿に、北海道の未来の姿を重ねると
 
なんだか末恐ろしさを感じます。
 
おわり