またまた深夜まで、東京電力の記者会見を傍聴してしまった。
夜の記者会見に現れた、東電副社長、測定結果に誤りがあったと
想定道理の第一声が放たれ、後半、記者達の怒りが爆発させた
場面があったが、相変わらずの答弁に終始し、東電側の相変の
全く誠意がない態度と対応に驚いている。
外部機関の人間を、検査に立ち会わせる事を頑なに
拒み続ける姿に、完全に終わっていると感じたのである。
これからも、原子力安全・保安院と日本国政府と東電が
グルになった、大本営発表は続けられて行くのだろう。
そして、次の深夜の記者会見、いつも東電社員4人の顔と
記者達の会見が始まり、技術的な答弁が始まり記者の追求から
問題点が明らかに、1号機~3号機は、圧力容器に既に穴が
開いている事が判明し、現状ではどこに穴が開いているかも
分からず、調査の手だても修理も不可能なので、圧力容器を
これからも冷やさないとならないので、これだけTVで報道を
していたら、もう、みんなもしっかりと覚えただろう
あの格納容器と共に圧力容器を水没させ冷やしている事を
東電社員はしどろもどろしながら、遂に認めた訳である。
と言う事は、今まで報道されていた、圧力容器の健全性は
既にない事になり、核燃料に触れた水が、直接格納容器に
流れ出ている訳であり、排水に高レベルの放射性物質が
混じっていて当然と言う結果に落ち着くのである。
いわゆる、海の中に核燃料棒を浸けているのと同じ事で
排水を完全に止めない限り、海洋汚染は続くのである。
毎日、大量の水で原子炉内部の燃料を冷やしているのだから
その排水を止めたら完全に格納容器からオーバーフローして
広い範囲を高濃度の核物質で汚染させてしまうので排水は
止められない事が分かるが、さて、問題はその次であり
格納容器内の水が満タンになった時に、原子炉内部の燃料が
完全に冷えなかった場合には、どうするのかに移るのである。
格納容器の中の水の温度が上昇すれば、水の体積は膨張し
途轍もない膨張圧力で、建物自体を破壊し兼ねない状態になり
結果的にはその圧力を抜く為に、核物質で高濃度で汚染された
水を海に放出せなくてはならなくなる訳で、海洋汚染は更に
深刻化するのは見えているのである。
高濃度に放射性物質で汚染された水を、どう処理をするのか
原子力発電所に詳しい、原子力発電推進派と思われる
NHKの山崎解説員とか、博士だとか学者だとかは
しっかりと考えるべきであろう。
それぞれがオーバーフローした、汚い水をバケツで汲んで
各自の家に持ち帰って欲しい訳であるが、それも無理なのに
なんでまだ、原発は安全だと言っているのか、訳が分からない。
核物質の垂れ流しの暴走が始まっているのに、それを止める
手段さえ失い、日本国をどうしたいのか本当に恐ろしいのである。
NHKは、山崎解説員を原発関連報道から降ろすべきだろう。
それとも、NHKは、大本営の一味なのだろうか
国営放送である限り、日本国政府を養護する立場で放送を
続けていると、またまた、日本国国民に対する対応や
避難するタイミングが遅れると思うのだが、穴の開いている
健全性が保たれていない、圧力容器が現実に存在を
しているのだから、国民に正確な情報を提供する
報道とするように正す事を、強く求めるのである。
おわり
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お昼のニュースに、またまた、解説員の山崎記者?登場
へぇ~そうなんだ、で、あんた誰?と言いたくなったので
チャンネルを切り替えて、ニュース専門チャンネルを
入れると、東電の記者会見をやっていたので見る。
東電いつものメンバー、記者達の質問も的を得ていない
水たまりの深さが分かれば、床には据え置かれた機械や
その他の物があるだろうが、フロアーレベルと平面図から
面積をぼえば、概ねの液体の体積量は、直ぐに計算する事が
可能だろうし、その計算もしていないのに、排水ポンプで
汲み出すようなアホな真似など誰もしないだろう。
ゴミ箱いっぱいになってから、後で考えるなんてあり得ないと
思うけれど、なんだかあり得そうで怖い。
燃料に接触をした水だから、高濃度の放射能を帯びた水であり
格納容器には核燃料が入っていないのだから、圧力容器から
漏れ出した水である事は確かなのだから、深夜の記者会見の
時に、穴が開いている事を認めているのだから、いつまでも
同じような下らない質問はしないで欲しい訳で、圧力容器には
穴が開いていないと、再び言い出した東電側も、素直にもう
格納容器の温度と圧力が、原子炉圧力容器の数値ですと
認めるべきであり、第一の安全砦は完全に崩壊しました
今は、第二の安全砦で何とか持ちこたえていますと
はっきりと明確に言うべきなのだろう。
メルトダウンをした燃料が、圧力容器を突き破り
格納容器内で再臨界をさせない為に、大量の水で
格納容器ごと冷やしていますと言われたら、覚悟を決めている
この私ですらもひっくり返って驚くが、起こっている事は
起こっている事として、はっきりと事態を伝えるべきだろう。
巨大な放熱器を使って、核物質で汚染された水をいつまでも
ぐるぐると巡回させていれば、外に漏れ出す事はないし
何十万年もそれを繰り返していれば良いだろうに
どうして、海に投げようとするのか、その神経が分からない。
おわり