釣りに行きたくても行けない日々が続き、この寒さと風と雪が
足を止めてしまい、せっかくの無風の日にも、動かない自分の姿が
此処にあったりしながら、無駄に休日を過ごす時間が増えている。
前々回の釣りでロストをしたので、version2.1号機も残り2台となり
早く追加で製作をしなくてはと焦る気持ちも、何の前触れもなく
突然現れる、あの、何にもしたくない病菌が体内で暴れ捲り
やる気のなさが活発化、手も体も足も脳もすっかりと包まれてしまい
めんどくさいと言う気持ちだけが、身体をTVの前に釘付けにする。
さあ始めようと手を動かし出すと、その気持ちを削ぎ取るような
気分を落ち込ませる電話が来て、誰もが財政難で生活に困窮を
しているのだろうが、適正な価格と言うものがあり、お金と予算が
ないものは、誰がやっても出来ない訳で、それを誰かにすり替えて
取り替えながら、あちらこちらに無心に振り向け、どうしてもそれを
実行したがるのか、その訳はいったい何処から来ているのだろうかと
仕入れ原価+利潤+労務費+諸経費=売値である商業の常識が
完全に崩され、仕入れ原価=売値と勘違いをしているその脳を
商売人ならば正すべきであり、消費者と一緒の気持ちで商業を
営むのは直ちに止めて欲しい訳であり、そんな事をしていると
本当に日本国は駄目になってしまう事だろう。
仕入れ価格が100円の物に、10%の利潤を上乗せする行為は
消費者から見れば、悪徳な行為として感じてしまうのだろうか
そもそも、市場で扱われる品物や原材料、その他の商品は
消費者となる者達が、仕事場で一生懸命に働いて作り出した
大切な生活の糧となる物でありながら、それを扱い売る人達に
全く利益がないのなら、それらを作り出して、賃金を得られる
利益などは、どこからも出て来ない筈だが、価値のある物は
作る者の言い値で売り捌け、それを扱う者だけが全く利益が
得られない変な流通が行われてしまい、言い値で買わなくては
ならない物の代替え品が出ると、価格の安い同等品に取引が
移行されるから、値引きをして取引を続けようと値崩れが始まる
値崩れが始まれば、労務費も削られ、結果的には収入が減り
安ければ安いだけ良い世の中、デフレの経済が進んで行くのだろう
様々なAO機器や製造機器の性能が向上して、誰でも同じ物が
簡単に作れてしまう簡単便利な世の中に、なればなるほど
人間が関わる仕事は少なくなり、食品関係も同じで様々な食材が
なにも苦労なく簡単に手に入り、終いには温めて出すだけの
レトルト食品も店の皿に載せられただけで、利益を生む商品となり
平然と売られている、誰でもが商業や商売に従事が出来る仕組みを
誰かが作り振りまいている訳で、それが良いのか悪いのかは
大量生産の薄利多売の仕組みに飲み込まれてしまっている
労働者達が考える事であり、何処を正せば日本国は多くの人達に
利益を分配する事が出来るのかを、真剣に考えるべき時期が
現在の日本国社会の中に、正に、来ているのだと思うのであります。
相手の利益を奪えば、自らの利益も奪われている、この悪の循環を
是正しなければ、いつまで経っても補助金や、給付金に頼るだけの
弱い日本国の姿は変わらないのだと強く思いますし、農業者達も
それは同じ事で、いつまでも国民の補助金に頼りながら
我々は国民の食物を作ってあげているんだと、胡座をかいていては
法人経営の薄利多売を目論む、法人農業者達に喰われてしまい
国際競争力とか言う政府政策に、個人農家は悉く押し遣られてしまい
消費者達は冷たい目で、安く買える外国品に目を向けるでしょう。
思い遣りのなくなった、欧米の精神を主軸にした商売が蔓延り
欲を炊けた経営者達が労働者を踏み付けにし、痛め付けては
私腹を肥やし富を得ている、その姿を、日本国国民は直視するべきで
昔の日本国の商業体型に戻すよう、一人一人が取り組んで
行くべきなのだと思います。
政府や経営者達が言っている、あなた達のためなんです。
この言葉には、完全に嘘が含まれているのでしょう。
考えるのは日本国国民であり、私は助言をするだけしか出来ません。
おわり