つるつるてかてか。 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

土曜の雨が朝には凍り、道路はつるつるのテカテカになると
 
想像はしていましたが、やはりそれは現実の事態となり
 
正に、スケートリンク状態の路面状況の「ドリフトキング」
 
優勝決定戦のサーキットと化した道路に、多くの人は事故り
 
自動車板金工場のオヤジは、降って沸いたような特需に
 
お気の毒と声の後に「毎度あり」と笑みが漏れる事でありましょう。
 
運転に腕に覚えのある人だって、油断すれば、即、側溝の餌食
 
スリップして事故って当たり前の、曲芸走行となる路面状況の中
 
恐れていた想定内の大事故が発生、3名の命が事故で失われました。
 
亡くなられました方々には、深く心よりお悔やみを申し上げます。
 
厳冬期の積雪もある路面凍結とは違い、まだ冬道に慣れていない
 
状況の中で、あの浅い舗装の轍は本当に恐ろしく、タイヤが滑り焦って
 
パニックブレーキを踏んでしまったら、即座に自動車はコントロールを
 
失い対向車線に向かうか、側溝に向かうか、後は運に任せるしかない
 
運転技術がどんなに巧みでも、タイヤにグリップが戻らなければ
 
どうする事も出来ない、正に、恐ろしい事態となってしまいます。
 
あの目には見え難い舗装路の、浅い轍は実に恐ろしいけれど
 
スピードを出さずに安全運転をしながら、ツルッと来た時に慌てて
 
パニックブレーキを踏まなければ、そんなに怖いものではないですが
 
本州から冬の北海道に観光に来た方々が、レンタカーを借りて
 
旅行をする時には十分に注意をして頂きたいと強く思います。
 
と、言うよりも、北海道の特殊環境の冬道運転に慣れていない人は
 
楽しい想い出、良い想い出を残す為に、レンタカーを借りて自分で
 
運転をして観光するのは、ある意味では御法度、向いていないのだと
 
思いますし、勧めてはいけないのだと思ったりもしています。
 
路面がつるつるのてかてかになると、時速20km/h程度で
 
なにも危険がないのに、チョロチョロ走っている運転手がいますが
 
本人は安全運転の模範運転だと思っていても、後続の運転手には
 
非常に強いストレスを与えていて、意味もなくトロ臭い運転手が
 
前から消えた直後には、イライラから解放され、ついついスピードを
 
上げてしまう、とても嫌なパターンの心理が生まれて、その結果
 
起こさなくても良い、余計な事故を招いてしまう事もあるので
 
冬道の走行に自信もなく、知識もない運転手は出来る限り冬道での
 
運転技術と知識を学んで欲しいと思います。
 
路面が凍結しているだけで、ブレーキをいきなり踏む馬鹿ドライバー
 
あんた、そのビビリの行動は危ないよ、後続車もいきなりブレーキを
 
踏まれてびっくり仰天、なんでこんな所でブレーキを踏むのかと
 
とてもイライラとしてしまう訳ですし、その走行速度が時速10km/h
 
以下だったら、こいつ夏タイヤで走っているのか?と、車を止めて降りて
 
その自動車まで走って行って、タイヤを確認し、それが冬用のタイヤ
 
スタットレスタイヤならば、貴様!!自動車を運転するな!!と
 
思わず言いたくなる訳でありますし、行きたい目的地まで乗せて行って
 
あげるから、そこに貴様の自動車を置き、公道を走らないで下さいと
 
土下座をしながら嘆願したくなる訳でありますが、そんな事をしても
 
うるせぇ!運転をするしないは、こっちの勝手だろ、安全運転をして
 
なにが悪いんだ!!路面が凍っていればその場でブレーキを
 
踏むのは当たり前だろ!!と、スリップしたらどうするんだ
 
貴様が責任を執れるのか!!と、冬道走行の知識のない
 
完全な馬鹿ドライバーに逆ギレをされて終わりだろうし、それもまた
 
腹が立つし、そんな者を相手に、冬道走行の基本を懇々と諭しても
 
聞き耳など持たず、自分だけの欲望の為に運転をしているような
 
危ない運転手からは、早くこちら側の方から、遠ざかるのが一番で
 
イライラする危険から、自らが離れる努力をするのが、いらぬトラブルや
 
損出を招かない自己防衛として、最も得策であろうかと思います。
 
見通しが悪く歩行者が急に飛び出してくる危険のある場所では
 
勿論、直ぐに止まれる最徐行が必要であり、速く走れば良いと言う
 
そんなものでは無い訳で、状況にあった運転が必要なのであります。
 
あ~~怖い、冬道怖~い、止まらないし、曲がらない
 
ブラックアイスバーン、想定外の、スーーーーーーッ、あっ!止まらない
 
そんな時は、まずはハンドルをしっかりと握り、ブレーキに軽く足を乗せる
 
程度で踏むのは我慢して、慌てずにタイヤに少しでもグリップを
 
感じるようになったら、ブレーキを静かに緩やかに踏みながら
 
タイヤは決してロックさせずに、ハンドルを静かに切って方向を
 
コントロールする事に集中しながら、それでもコントロールが不能なら
 
衝突の衝撃に備えて、ハンドルをガッチリと力の限り握り締めて
 
オーーーーッと車内で叫ばずに、息を止めて腹に力を入れましょう。
 
そうなったら、もう、なるようにしかなりません。
 
天に運を任せる訳ですが、衝撃を感じた後に、意識があれば直ぐ後ろに
 
後続車がいたか頭の中で考え、その有無を確認し、すぐに同乗者が
 
いれば怪我の有無と、自身の怪我の有無を確認をして、他の自動車に
 
支障がある事故車の止まり方であれば、二次災害に十分な注意を
 
しながら、路側帯側から安全な場所に、待避なくてはいけません
 
後続車の見通しの悪い場所や、路面が全面ブラックアイスバーンで
 
あった場合の時には、自分も想定外のスリップをしていたのですから
 
必ずと言って良い程、次の後続車もスリップをして来るものだと
 
警戒を怠ってはいけないのだと思います。
 
あとの事故の対応は自己判断ですが、パニックになって無闇に
 
走行車線に出て助けを求めるのは危険ですので、通りかかった車が
 
安全に止まってから、助けを求めるようにしたほうが良いと思います。
 
不意にスリップした場合、速度が遅い場合には、サイドブレーキを
 
チョンと引いて方向を変えたり、ターンをするのも、冬道の一つの
 
自己(事故)防衛のテクニックですが、この方法は高度な技術が
 
必要なので、余りお勧めは出来ません。
 
冬道での走行は、やはりスピードを抑えて走行をして、路面状況を
 
常に五感で感じ取りながら、次にどうなるのかを、想像しながらの
 
先を読みながらの運転が必要なのだと思います。
 
走行車両のスピードを上げる為に、融雪剤を闇雲に蒔く行為は
 
反対に、事故を増やす結果を招いていると思います。
 
その場所では事故らなくても、スピードを出して違う場所で事故る
 
冬道は恐ろしいのだと、肝に銘じなくてはいけないのであります。
 
おわり