北海道新幹線:09年度予算計上へ 知事「一歩前進」歓迎 /北海道
12月17日11時0分配信 毎日新聞
◇財源、整備方式は不透明
長年の夢に一歩踏み出した――。北海道新幹線をめぐり、政府・与党の作業部会は16日、
札幌―長万部間を先行着工するため、09年度予算に予算を計上することに合意した。
「道民の悲願」として札幌延伸を陳情してきた道や政界、経済界からは歓迎の声が上がる一方で、
整備方式や財源確保に依然として不透明感が残っていることから、
道は「今後の詰めの協議を見守りたい」などと国の動向を注視している。
【高山純二、内藤陽、田中裕之】
高橋はるみ知事は「一歩前進したという認識だ。
『09年度予算に所要の予算を計上する』と言い切っているところがポイント」と
政府・与党の合意を評価。自民党道連の丸岩公充(きみあつ)幹事長も
「新幹線は北海道経済の起爆剤。観光や物流にとっても、なくてはならないものだ」と歓迎した。
ただし、整備方式は通常の新幹線の「フル規格」方式か、レール幅の狭い
「スーパー特急」方式のいずれかを採用するかは「要検討」に。国交省内では
スーパー特急による整備を念頭に置いた発言も多く、高橋知事や丸岩幹事長らは
「あくまでフル規格」とし、引き続き要請活動を行っていく考えだ。
札幌市の上田文雄市長も「全線フル規格での一括認可という希望はかなわなかったが、
着実に一歩前進したと受け止めている。フル規格での開業を目指し、
運動を継続していきたい」とコメント。
将来的な財源確保も課題として残された。合意事項には財源確保の方策として、
「国と地方の負担のあり方」「地域開発予算」などの活用が盛り込まれており、
道や市町村の負担が増加する懸念もある。財政難の道は「負担が増えるかは分からないが、
『負担のあり方』とは何を意味するのか」と警戒する。
地元負担が増えれば、ほかの公共工事が削減されるなど「しわ寄せ」の恐れもあるが、
道内の建設業関係者は「本当に大丈夫か心配だが、公共事業が減ってつらい状況なので、
仕事が増えることはありがたい」と話した。
◇
官民で組織する「北海道新幹線建設促進期成会」は今年度、中央への陳情活動を
昨年度よりも16回多い53回も実施した。
会長代行の高向巌・北海道商工会議所連合会会頭は「できればフル規格で決まってほしいが、
財源の問題もある。要請活動は続け、政府の作業を見守っていきたい」と述べた上で、
「沿線の民間投資も増え、経済的意味は大きい」と期待感を示した。
また、JR北海道の中島尚俊社長は「札幌―長万部間という一部区間とはいえ、
『できる限り早急に完成する』との合意が成立したことは一歩前進と考える。
一日も早い認可、着工に向けて検討が進むことを期待したい」とコメントした。
【仲田力行、斎藤誠】
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◇北海道新幹線の経過◇
1970年 5月 全国新幹線鉄道整備法制定
73年11月 北海道新幹線の整備計画が決定
98年 2月 新青森―札幌間の駅・ルート公表
2004年12月 政府・与党が新青森―新函館間の「早期完成に努める」と申し合わせ
05年 4月 新青森―新函館間の工事実施計画を認可
5月 新青森―新函館間の建設に着工
08年12月 政府・与党が札幌―長万部間の先行着工に合意
12月17日朝刊
最終更新:12月17日19時1分
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東北新幹線、八戸~新青森間は「総事業費4,595億円」
平成10~平成19年度、政府予算を加えた累計事業費「3,300億円」
ええっ!3300億円
北海道新幹線は、国土交通省が、整備新幹線の未着工区間のうち
認可申請が出ている区間の、総事業費を「3兆100億円」を上ると
何を考えているのか、その時点で諦めるべきだろうが、しっかりと試算し
与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチームなる、国賊集団に報告しているらしい。
3兆円を飛行機代にしたら、何人の人を運べるのだろう。
割引を5割にしたら、何人の人を航空機で運べるのだろう。
当日券を3割引にしたら、何人の人が航空機で運べるのだろう。
サッと北海道に来て、サッと帰ってしまう観光客が、北海道観光を支えるのだろうか
ビジネスマンが航空機よりも、安いと称される、新幹線料金に飛び付いて
年間売上げがどのぐらいになるのだろうか、不景気なのに都心へ向かう
ビジネスマンがうなぎ登りに増加して行くのだろうか
土木工事(公共工事)が少ないからと、採算も合わない事業に税金を垂れ流し続けても
どんどんと景気が上昇して、税収が上がるから、無駄な先行投資にならないと言う
その屁理屈が、今のこの現在にも、人々を納得させる、最もらしい屁理屈として
通用するのだろうか、それを真に受けて、孫子に借金を押し付けてまでも
今の贅沢三昧の生活を続けて行きたいのだろうか、自分さえ良ければ次の代などは
全然関係ない、自分達も苦労して来たのだから、若い者は苦労すれば良いのだと
たんまりと巨額な借金を残して、嫌がらせをしたいのか、道民の多くはそんな
鬼畜生ばかりなのかは知らないが、あまりにもバカな事を計画していて
しっかり者のハルミは、きっと金の亡者達に騙されているのだろう。
しっかりと、今の現実を見つめ直し考えを変えて、北海道新幹線は景気が回復した時に
行えば良い事業だと気が付き、正気に戻って貰いたいものである。
道民を救う為に、やむを得ず公共工事を出すならば、大勢の人達が関われて
大勢の雇用が生まれる事業を施すべきであり、それが将来的にも役に立つ
子供達の負担にならないものにするべきであり、ある企業に、ある者達に
金さえ回ればそれで良しとする、行政策は正に愚の骨頂であろうと強く叫びたい
太陽光発電設備でも、短くても15年以上は電気を創り出すし、建設には土木業者に
出せる仕事もあるし、建築業の人達にも仕事が回る、そして、道産の太陽光パネル成作の
工場を建て、非建設業の人達には、違う分野の雇用も創出する事も出来るじゃないか
いつまでも新幹線にしがみつき、無駄金を垂れ流すよりも、自ら達が生き延びる為の
北海道民が、貧しくとも公平に平等に、皆が豊に暮らせる、他県の人々が羨むような
北海道にして行こうではないか、食料も電気エネルギーも、バイオマス燃料などなど
税金に頼らない雇用の創出も、全てが自給自足が出来る北海道にして行こう。
先祖には、開拓民が多い土地なのだから、少々の苦労など屁ではない
皆が力を合わせ、助け合えば必ず成せる、成せるとも
人よりも儲けたい、人よりも豊になりたい者は、都会に行って貰い
みんな、タオルで頬被りして、寒風に耐え抜き頑張って行こう
大丈夫さ、みんな一緒の仲間として団結すれば、太い木の根っこでさえ掘り返せるさ!!
おわり