個室ビデオ店で客15人が死亡した放火事件
当初のメディアの説明では、自動火災警報設備の回線等が
集中しているケーブルが、焼き切れた為に、ベルが直ぐに止まったとして
報道していたが、そんな事は絶対に有り得る筈がないと思っていたが
やはり、ビルの管理人が、誤報と勘違いをして、手動で停止していた事が
今頃になって明かとなったのである。
管理人は、安易に防火管理者と言う、責任重大な役を軽く引き受けたのだろうが
その責任は、人命を預かる、とても責任の重い資格であり、今更になって
責任の重さを実感し、防火管理者を辞めようなどと、責任逃れに翻弄するのは
とても卑怯極まりないのであり、安易に引き受けたとしても、その責任を全うし
死亡した人達に、自ら犯した罪を、深く謝罪しなくてはいけないのである。
自暴自棄のまるでダメ男、(ある面では同情するが)決して許されない、卑劣な犯罪
放火をした者が存在し、それがそもそもの発端となり、それに加えて無責任な者からの
ヒューマンエラーが起こり、死者が15人も出てしまった、大きな事件と成った訳だが
現在使われている、自動火災警報設備には、人命を守る為に早急に改善を
加えなくては成らない、重要な改善点が炙り出された結果になったのだろう。
今回と同じ様なヒューマンエラーは、何度ともなく日本国内で実際に起こっており
人的な操作に因って招かれる、火災による人的被害、被害者を出してから悔やまれる
悲劇を日本国内から一層する為には、機械的に構造を施し、更なる改良を加え
二度と今回の様な悲しい事件を、起こさないようにしなければ成らず
インターロック機能を手動で解除させるには、ある一定の手順を踏まなくては
人の手により、解除が出来ない方法に、変更しなくては成らないのだろう。
火災として感知し、表示された警戒範囲に設置された、リセットスイッチを
切るなど、その場所に必ず誰かが行かない限り、非常ベルは停止できない様に
指差称呼ではないが、実際に目で確かめてから、停止を遂行させれば少なくても
火災ではないとの勘違いは、無くなることであろう。
現状の設備に対して配線などを追加する工事など、少々の工事、手直しは必要と成るが
既存の自動火災警報設備の侭で、インターロック解除を構築すれば、ヒューマンエラーから
人命を守る事が出来て、設置者が尻込みをしてしまうだろう、新たな費用に対しても
低予算で施工は行え、強制的な施行でありながら、違反を犯してまで新たな費用負担に
改善が行われない、最悪の事態も避ける事が、大きく期待も出来て、技術面からしても
何も問題など無い筈である。
改善された自動火災警報設備が、日本国中に設置される事を強く願い
新なとても悲しい、同種の被害が出ない事を心から祈りたい。